2009年7月4日
 「120余年の重み!」
 

築120余年の耐震改修のお宅が無事完成しました。昨年12月に清祓いをしてから約6ヶ月、ようやく建物のお引渡しを迎えることができ、ホッとしています。
 壁や床を抜き、柱・梁の骨組みだけの状態からジャッキアップしてベタ基礎を打ち、すべての継ぎ手・仕口に金物補強を行いました。ワイヤーで柱を引っ張り、建て起しを行うのですが、そこは120余年の重み、風雪・地震に対して建物全体で持ちこたえてきた木のくせ・ねじれ・傾き・・・。そんなに簡単に直るものではありません。なんとか倒れている柱を直したものの、新たに耐力壁をつけワイヤーを外すと徐々に戻ってしまうこともありました。

 
  
 

砂漆喰壁、天井を仕上げ、古い建具を入れ、ようやく家らしくなりました。古い町家のほの暗い通り土間も味わいがありましたが、天窓からの光が漆喰壁を照らす明るい空間、大きな吹抜けによる風通しのよい開放的な住まいに生まれ変わりました。古い箱階段や水屋タンスには新たな居場所ができました。

 
  
 

お施主様も大変よろこんでくださってよかったと思います。長い間お待たせいたしました。あと少し、デッキ・塀を造って完成です。

 
 

 
 2009年6月30日
 「トッテモイイ @」
 
 玄関は住まいの顔です。玄関建具もいろいろデザインしていますが、個性的な取っ手も提案したりします。今回は関市の全国的に有名なそば屋さん「そばきり 助六」さんの新しい取っ手を紹介します。
 
  
 
 これは、何とワインで30年、ウィスキーで50年使われていた樽です。よく見ると薄っすらタガの跡が上下に3本ありますね。今まで生きてきた雰囲気が感じ取れます。樹齢70〜100年くらいの樫の木を80年使い、さらにまた使うというリユースの極致! 是非一度、美味しいそばを食し、ついでにステキな取っ手も見てきて下さい。場所は関市本町8−27です。アーケード通りの西の方です。
 7月12日に美濃加茂市で住宅見学会をする新築のお住まいにも、この同じ樽の取っ手を使って玄関戸を作りました。こちらにも是非!!
 
 

 
 2009年6月22日
 「郡上製材工場初材料検査!!!
 
 製材部門の郡上移転に伴い乾燥機も移動となりました。その為、郡上で初となる材料検査を18日に行いました。
 朝は天気が悪く午後からの検査に支障が出るか心配しましたが・・・・施主様の日頃の行いが良いからでしょう! 午後は雨が止みました。材料を広げ、一本一本チェックです。
 以前と比べ、山に囲まれた素敵な仕事場、何だか嬉しくて、ついつい笑顔になってしまいますね!!!
 
  
 
 

 
 2009年6月19日
 「夏が来る・・・」
 
 本社でも森のすみか展示場でも、「緑のカーテン」作戦は着々と進行中。
 
   手前の大きな葉がキュウリです。葉陰に・・・
   
 
 今が旬の太宰治に「ことし、はじめて、キウリをたべる。キウリの青さから、夏が来る。」(女生徒)の一節がある。森のすみか展示場にも、夏がやってきました・・・初取りです。
 
 

 
 2009年6月16日
 「みんなでワックス!」
 
 先日、お引渡しをした一宮のT邸は、器具などの取り扱い説明や今後のメンテナンスなどお引渡しの一連の説明の後、恒例の“みんなでワックス!”でした。
 今回の住まいは、47坪の床面積と広めで、さらにしっかり乾燥させたオリジナルの桧の幅広の床材(木まぐれスナップの3月17日参照)といつもより時間がかかるだろうと思い気合を入れてスタート。T様ご家族はお父さん、お母さん、若夫婦、お子さん2人の6人。本庄はスタッフ3人+助っ人チビッ子1人の4人で。老若男女合わせて10人でスタート。現場担当の森がワックスをみんなに配り、最近髪を伸ばしている古澤隊長が積極的に腕を振り快調に飛ばす。引っ張られる形でみんな順調に進み、12時30分頃から始めましたが14時頃に完了しました。2時間は掛かると思っていましたが、ワイワイとあっと言う間の感じでした。
 
  
 
  
 

塗ったワックスは、いつもお世話になっている尾鷲の小川さんの蜜蝋ワックスです。誰でも簡単に塗れるし後からのメンテナンスも簡単な、とても安心で便利なワックスです。
 みんなで頑張って塗ったことをいつまでも忘れないで下さいね。

  
 

 
 2009年6月13日

 「木の椅子展 人気No.1は?」

 
 現在、森のすみか展示場では7人の木工作家さんの出展による「木の椅子展」を開催しています。全部で27作品の展示ですが、それぞれユニークな作品ばかり。
 クラゲをイメージした椅子、カレー色をしたうさぎの椅子、よく見ると笑った顔の椅子、座れない椅子、ペルーのカホーンのように音の鳴る椅子、ゆったり腰掛けられる椅子・ベンチなどなど。
 岐阜県外の作家さん、沖縄の木創舎の城間さんと長野のナルカリさんからも個性的な椅子の出展です。
 
  
 
 この中でどの椅子がお気に入りかアンケートを取っています。是非、お越し頂いた際にはご参加下さい。
 
 

 
 2009年6月13日
 「謎の現象 第二弾」
 
 チークの赤い粉の後は、黄色い粉が舞っていました。この粉の正体はキハダ(黄檗)です。キハダは高さ15mにも達するミカン科の落葉高木。樹皮には厚いコルク層があり、皮の表面は黄褐色、内皮は黄色で、皮に近い白太部分は鮮やかな黄色です。赤身の部分も少し黄がかった薄茶で黄金色にも見えます。
 
  
 

 板を削ると黄色いおが粉が出ます。

 
  
        足元に注目!                         黄色が分かりますか
 

 このキハダの皮は、乾燥させたものが“おうばく”(黄檗・黄柏)と呼ばれる漢方薬で、強い抗菌作用を持つらしい。主に健胃整腸剤として用いられ、陀羅尼助百草などの薬に使われているとのこと。また強い苦味のため、眠気覚ましとしても用いられたといわれています。しかし、こんなに効用のある皮が工場に見当たらない! 親方、どこにやったんだい?

 
 

 
 2009年6月12日
 『この花、なーんだ?』
 
  
 
 この写真の花、何の花かわかりますか?
 ヒントは花と一緒にくっついている実と葉っぱ。もっとヒントの欲しい方は、5月22日の木まぐれスナップを読み返してみてください。緑のカーテン用にプランターに植えた植物たちがグングンと成長してきました。まだネットが張れておらず、植物たちはあっちへこっちへ。花を咲かせる苗や隣の苗と絡まっているものも出てきました。
 東海地方も梅雨入りし、本格的な雨のシーズンが始まる前にネットを張らなければと思い、ついに緑のカーテン大作戦を実行。軒天からネットを張り、1階の屋根上にプランターを移動させました。2階にあるため水やりが大変ですが、少しでも暑さが軽減されるよう設置しました。いつもの夏より涼しく過せると良いですが、成果は出るでしょうか。続報は木まぐれスナップで。緑のカーテンは道路からも見えるので、近くを通られる方は観察してみてください。
 
  
 
 ちなみに先程の花は、キュウリとカボチャの花です。そういえば心配事がひとつ。カボチャの重みにネットは耐えることが出来るでしょうか? 一応、小ぶりの坊ちゃんカボチャを植えたのですが・・・。
 
 

 
 2009年6月9日
 「メダカ セカンドハウス」
 
 森のすみか展示場で生まれ育ったメダカが、本庄工業本社にお目見えしました。気づいてみえましたか?ひょっとしたら本社社員も気づいていないぐらいにひっそりと・・・。それでも玄関脇で元気に泳いでいます。
 
 
 

 まだまだこれから赤ちゃんメダカは生まれます。可愛がって育てていただける里親募集!(ん?水槽代わりの火鉢の下に・・・そうなんです。実は少しずつもれちゃうんです。足し水をする毎日です。)

 
 

 
 2009年6月5日
 「謎の現象」
 

最近、本庄工業本社にくると〈目が充血する〉〈鼻がモゾモゾする〉〈くしゃみが止まらない〉など謎の現象が起きるという情報を聞きつけ調査を入れると・・・空気が赤い?いえ粉っぽい!・・・どうも先週から親方が加工している板が怪しい。
 調査結果:正体はチーク(南洋材)。
 今、磨いているチークはキッチンの対面カウンターテーブルの天板に使います。もともとチークという木材は、よく乾燥させると伸縮性が小さいので家具に向いているといわれており、耐久性・耐水性にも優れています。
 それにしても今日までの2週間でテーブルの天板に使う、チーク・南洋桜などの銘木を9枚仕上げた親方は、作業中もくしゃみが止まりません。なのに親方はなぜかマスクをしない・・・?(新型インフルエンザが流行っているから入手困難なのか??

 
  
 

本庄工業にお越しの方は、来週いっぱいはマスク着用でお願いします!

 
 

 
 2009年5月26日
 「信州にて 4・・・松本 重文 馬場家」
 
 松本では、塩尻寄りまで少し足を伸ばして、重要文化財の馬場家を見学しました。馬場家は江戸末期の1850〜1865年頃に主屋、表門、中門などが建てられ、7つの建物が重文指定されています。表門から西へ出ると、乗鞍、穂高、槍、御岳などアルプス一望できるし、木曽路の奈良井川や上高地方面の梓川が深い山々から流れてくる様子がわかります。 
 
 
 
 主屋の棟の正面に「雀おどし」と呼ばれる棟飾りがあります。長野県南西部に分布する本棟造と呼ばれる民家の典型的な様式のようです。近くの街道筋の同様な民家にもほとんどありました。また、「懸魚」と呼ばれる棟木や桁の鼻を隠す妻飾りもあります。
 
  
 

中は、見学の出入り口になっている薄暗いドマを入ると、一見よくある古い民家のようですが、やはりこの地方のかなり上の要人の行き来もあり、ゲンカンの間、ザシキの間、イリカワ(ザシキと坪庭の間の広縁)など建具、壁、天井、照明、欄間にはとても手の込んだ仕事のものがありました。イリカワの半アーチの天井、ゲンカンとザシキの「宿り木・ 雀」の彫刻の欄間、そして奥のコザシキ(居間)の地袋から隣のネマ〜2Fに逃げられる仕掛けなどいろんな見所ありました。田の字のシンプルな間取りと構造、そしてシンプルな妻入りの大きな屋根は、250年経ってもデザイン的にも本当に飽きがこない美しさがありました。美しい民家は本当に勉強になります。

 
  
 

翌日は大感動!の長野マラソンでしたが、つづきは本庄ニュースNo.56の巻頭をご覧下さい。

 
 

 
 2009年5月22日
 「一年点検」
 
 家は人間が造るもの、すべてが完璧で永遠の物は難しいことだと思います。ましてや雪や雨そして地震の多い国であり、自然素材にこだわった家を建てようとするとなおのことです。その為、入居後の点検に伺うことを大切にしています。
 今回は築後一年経った扶桑のお宅に伺ってきました。薪ストーブの前で乾燥した為でしょうか、床板の桧の節穴が取れてしまった箇所がありましたので、節穴補修をしてきました。ご迷惑をお掛けしました。
 
  
 

 作業を終え、住み心地の感想を聞かせてもらいながら、コーヒーとお手製の苺のタルトまでいただきました。『一年住んでみて、マンションの時と比べると雨の日でもジメジメしなくて快適に過ごせている』とのお言葉。本当にありがたい!!! 私どもの財産になる話とおいしいタルトご馳走様でした!!!

 
 

 
 2009年5月22日
 『緑のカーテン大作戦』
 
 まだ5月だというのに気温が30℃を超える日が・・・。暑いですね。しかも、本庄工業の本社事務所はとても暑い!! 夏本番を目の前にして、この先のことを考えるとゾッとします。そこで少しでも暑さを解消しようと、今年は本社でも緑のカーテンを作ることにしました。ここ数年エコな暑さ対策として、街中やテレビなどでも見かけることが多いですね。
 今回は暑さ対策だけではなく、プラス見た目や楽しみもあったほうが良いということで、ゴーヤ(2種類)・キュウリ・坊ちゃんカボチャ・朝顔を混ぜて育てることに。ちょっと欲張りでしょうか。期待を膨らませながら、苗を植えました。どう成長していくか楽しみです。
 森のすみかには、ゴーヤとキュウリ。ちょっとおしゃれに焼杉プランターです。
 
  
 
 

 
 2009年5月17日
 「咲きました しあわせ運ぶ・・・」
 
 蕾を見つけてから10日が過ぎ・・・今日の夕方やっと咲きました。しばらく楽しめます。(写真は17日17時)
 
 
 

涼しくなった時間帯にお散歩いかがでしょう。

 
 

 
 2009年5月17日
 「土壁にこだわって」
 
 GWの最中、お施主様自身でウッドデッキなど木の塗装をされた関市のI邸は、土壁と土間にこだわったお住まいです。
 大工造作が終ると左官屋さんの出番ですが、今回は外部だけでなくできるだけ内部も荒壁をつけています。そして、仕上げは「中塗り仕上げ」がほとんど。砂の中にスサが交じって、素朴なとてもいい表情になります。
                                       ↓混ぜられるスサです
  
 

写真の左は撮影前日、右が当日塗ったものですが、右の水分を含んだ艶やかな表情が徐々に左のように落ち着いていきます。森のすみかの土間の壁もそうですが、梅雨時期には湿気をかなり吸ってくれます。
 平屋建て23坪とそれ程大きくはありませんが、造り付けの棚、南に窓がないのにとても明るいロフト。そして低く抑えた屋根と素朴な質感の焼杉の外壁がとてもいい雰囲気を出しています。

 
  
 

5月24日に見学会をさせていただきます。事前予約お待ちしております。

 
 

 
 2009年5月12日
 「信州にて 3・・・城下町松本」
 
 木曽路は薮原を越えると奈良井から塩尻までは下り坂です。信濃川の数ある大きな支流で一番南の木曽駒ケ岳付近から流れる奈良井川に沿って19号を塩尻、そして400年に及ぶ城下町の松本へ入りました。
 国宝松本城は、現存する五重の天守を持つお城として日本最古で、外観五層、内部は六層の木造です。最上階からの眺めは北アルプスをはじめ360度の絶景パノラマです。
 
 
 

呉服、塩、肴などの問屋、そして造り酒屋が軒を連ねて善光寺街道の城下町として栄えたそうです。しかし、その中心だった「中町」は江戸末期から明治21年の大火までに町屋の大半を焼失してしまい、その教訓から耐火性の高い土蔵造りの建物が相次いで建てられ、特に白黒の「なまこ壁」が独特の雰囲気を醸し出す街に変わったそうです。その頃から松本には各地から多くの匠が集まってきて、中でも昭和初期の「民芸運動」に共感した人達が活発な工芸制作が行われたそうです。今でも、その中町には数多くの土蔵造りの建物が残っていて、民芸・工芸品が売られ賑わっています

 
  
 

土蔵造りと町屋造りの建物の両方に入ると、土蔵の方はやはり空気がヒンヤリします。そして、音の響き方があまり響き過ぎず優しい感じがします。火から命や大切な物を守るための土蔵は、人にも優しい環境を作ることを再認識しました。

 
 

 
 2009年5月6日
 「幸福がやってくる?」
 
 森のすみか展示場の観葉植物ドラセナ・フレグランス・マッサンゲアナ、通称「幸福の木」に異変が。頭が伸びてきているのです・・・。
 
 
 
 調べてみると 「蕾」だったのです。花が咲くのは結構珍しいらしく、数年に一度程度。蜜を持ち、濃厚な香りを漂わせ夕方開花し朝にはまた閉じてしまうとか。数日間かけて咲くようです。
 
 
 
 しあわせ が来るでしょうか? 3日の彩雲といい幸福の木といい うーん今年はいい事あるかも。森のすみか展示場は18時まで開館しています。開催中の「建具屋の手仕事展」にあわせて夕方のご来場はいかがですか?
 開花しましたら、またお知らせします。
 
 

 
 2009年5月5日
 「やれることは自分で」
 
 5月3日(日)、世間はGWに入り、高速道路が1000円で行楽渋滞のニュースがテレビでもラジオでも流れる中、平屋のお住まいを建築中のI様は現場で塗装作業です。弊社のお施主様は、“自分達でやれることはやる”という考えの方が多く、自ら外部の木製格子やウッドデッキ材を塗装されることも間々あり、いつも本当に感心させられます。
 この日ご主人は早朝5時頃から現場で準備された後、10時頃からご家族揃って塗り始めたとのこと。塗料はいつものドイツオスモ社の自然塗料です。2日前に「暑いからといってビールを飲みながらだと作業ペースが落ちますよ」とお伝えしましたが、車の荷台には空き缶が5本近くありました。(私が自治会のイベント後、駆けつけた時には残り僅かでした。もう少し手伝えるかなと思っていましたが、すみません。)
 
  
 
 完成後にご家族で塗ったデッキに座って飲むビールはまた格別!!のことと思います。少々の雨では濡れない軒の深い屋根の下のデッキができると、とてもいい感じの平屋の土壁の家の完成です。
 
 
 
 

 
 2009年5月4日
 「現場は進化する」
 

先月に上棟をした美濃加茂市の現場です。大屋根の軒樋から下に右に左に振られならが垂れているビニールがあります。その名は「レインシューター」。
 軒樋は屋根工事と鼻隠しの塗装が終われば取り付けられますが、縦樋は現場のプランによって異なりますが、すぐ施工できない時があります。その時に、屋根で受けた雨が軒樋に流れて、そしてこのレインシューターを通って地面まで流れていきます。本庄の場合、バルコニーや外壁など外部での木部の使用も多いので、建築中に雨が当りにくくなるためとても有難いです。板金屋さんの心遣いで最近の現場で取り付けられています。

 
    
 
 

 
 2009年5月3日
 「彩雲現る」
 
 皆さんは見られましたか? 3日午前11時30分過ぎ 南の空に・・・。写真で分かってもらえるかな? 空が青くないので分かりづらいですが・・・。確かに彩雲が。 
 
  
 
 現象的には「雲の中の氷晶に太陽の光があたって生じる光の屈折現象」。“とても珍しい”とは言えない程度で現れるとのこと。大変縁起が良いと云われます。いいことありそう!! 見逃した方にも写真でお裾分けです。
 
 
 
 

 
 2009年5月2日
 「信州にて 2・・・木曽の中の木祖」
 
 今回から信濃路への順で紹介します。まず、岐阜から始めに向かったのは、昨年同様、長野県木曽郡木祖村で木工をやっている“ナルカリ”さん(数年前、あのTVチャンピオンで準グランプリ)のところ。中津川ICを下りて、旧中仙道と木曽川に沿った国道19号で木曽路を北上。木曽路は岐阜側から順に、馬籠・妻籠・三留野・野尻・須原・上松・福島・宮ノ越・薮原・奈良井・贄川と続きます。“夜明け前”では「木曽路はすべて山の中」ですが、今や19号でスイスイです。とはいっても、目的地の木祖村のある薮原までは中津川から約90分、ひたすら木曽川を横目に見ながら登っていきます。
 
  
 

今回気になったのが木曽川の流れ。長野県に入っても木曽路は登る一方で、木曽川は後ろ方向(太平洋側)に流れています。その流れがどこで変わるのか、つまり分水嶺はどこかを気にしながら、ついに薮原に。しかし、ナルカリさんの工房へは19号から離れ野麦街道へ北上しなければなりません。ところが、木曽川が野麦街道についてきました。そして、ナルカリさんの工房近くまで道に沿っていた木曽川は東の方の味噌川ダムへ離れました。(ちなみに、木祖村の東側鳥居峠が、太平洋に注ぐ木曽川と日本海に注ぐ信濃川との分水嶺となっています。)

ナルカリさんとは、木工、芸術、仕事、政治、経済、宗教、哲学、家族などいろんなこと4時間は話したと思います。(去年も同じような話題で話したかも)その後、木曽川の源流を見たいと思い、ダムまで連れて行ってもらいましたが、思ったより大きく長く、先がわかりませんでした。地図を見ると、味噌川ダムの先の支流に木曽川がまだ続いて載っていました。時間がなかったので、また、いつかと思い後にしましたが、木曽路の薮原までが太平洋とつながっていているのだなとしみじみ思いました。木曽路に今まで以上に親しみを覚えつつ、薮原と奈良井の間の峠山を境に19号を松本まで下りました。

 
 
 
 

 
 2009年4月29日
 「製材奮闘記」
 

今月一番の巨大木が工場に登場しました。直径はなんと1m10p!!(一番長いところで。)台車に乗せるのも一苦労。やっと吊り上げたかと思いきや、問題発生。大きすぎて台車の上を流れていかない…。 

 
 
 

何度も向きを変えては、少しづつ丸太を製材していくと気付けば夕暮れ。さすがの製材課課長も一息ついた曲者でありました。
 さて、今日丸一日かけて製材された木は何の木でしょう
?!日本では、家具やしいたけ栽培の原木、炭や薪などに使われています。

 
 

                             答えは楢(ナラ、落葉性広葉樹)


 
 2009年4月27日
 「信州にて 1・・・まずは善光寺」
 
 4月19日(日)、“緑の再生プロジェクト”の一環の「どんぐり山ファミリーウォーク」は今年も田口隊長に任せて、私中川は長野市で行われた「長野オリンピック記念 長野マラソン」(フル)に参加しました。
 まずは今年御開帳の善光寺を紹介します。今年は丑年なので、善光寺と牛だけで既に特別に思ってしまいます。御開帳は、7年に一度、秘仏である御本尊様のお身代わりとして、同じお姿の「前立本尊」様を本堂にお遷しして特別にお参りできる盛儀で、4月〜5月末まで行われます。中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸にかわり、白い善の綱として、本堂前の回向(えこう)柱に結ばれ、その柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じことで、ありがたい結縁が生まれ、その功徳ははかりしれないとされています。
 善光寺はこれで5回目くらいですが、今回も到着が夜で20時を過ぎていました。しかし、多くの人が参拝され、回向柱に両手をスリスリ、そして念じて、中には額をつけたり、ほおをつけたりされる方もいます。国宝の本堂へお参りに行っては、回向柱に触れる、多くの人がなかなか帰りません。回向柱は見たところ、長さ10mほどの桧の無節の尺4寸(42cm)くらいの太さでした。毎回、長野市南部の松代藩からの寄付ということですが木曽桧だと思います。どれだけの人が既にスリスリしたかわかりませんが、いい照かり、そしてスベスベ感がありました。私も四方スリスリして、一杯お願いをしました。多くの人と同様、すぐに帰る気がせず1時間はいましたが、善光寺を後にしてからは何か「すごくいいことありそう!」な気が、そしてとてもありがたい気を感じました。一週間経った今でもそうです。
 是非、ご関心がある方は善光寺へ!これからのGWに、また5月末までに1ヶ月あります。
 
  
 

それから、回向柱の手前の重要文化財の山門(とてもすごい建物で昨年春まで長い期間改修工事でした)も見学できます。その山門の「善光寺」の文字には鳩が五羽いますのでそれも探して下さいね。

 
  
 
 

 
 2009年4月21日
 「久し振りの餅まき」
 
 先般、美濃加茂でJDフォレストタイプ(Jパネルの落とし込み工法)の建て前をしたW邸で、翌日の土曜日の夕方餅まきをしました。最近ではメッキリ少なくなりましたが、この現場の辺りでは今でも普通に行っているということで、W様は300個の餅をご用意されました。
 17時過ぎには30〜40人位の方が「もうじきか?まだか?」と集まってきました。
 
  
 
 そして、屋根の上で棟梁とお施主様のW様ご主人、そしてW様のお父様が四隅からまき、そして下に降りて足場から一斉に「それっー!」。
 
  
 

両手を挙げてつかもうとする人、落ちた餅を拾うチビッ子、傘を逆さにしたり、エプロンを広げたりするプロ、みんな必死でした。
 10分足らずのあっと言う間の出来事でしたが、一度に多くのご近所の方にどんな住まいか、お施主様がどんな人か、どんな会社が建てるのかなどを知ってもらういい機会だと感じました。やはり、工事中はご近所の方にいろいろご迷惑をおかけしますし、そのご理解の上で工事をさせて頂いている中で、こうした昔からの風習の大切さを痛感しました。あらためて“いい住まいをつくるということ”は、快適で素敵な家だけでなく、ご家族・ご親戚・ご近所など地域全体にとっても良いものでなければならないと思いました。
 余談ですが、50個に一つ入っている巨大な餅はまるで空飛ぶ円盤のようでもありました。

 
 

 
 2009年4月17日
 「春 です 〜続〜」
 
 “メダカ”の住まいが“グリーンウォーター”すぎたので、大掃除を敢行。13日の卵は植物の根が無かったために、炭に産み付けられていました。コメダカ用にチビ水槽も。さて赤ちゃんメダカは・・・(左側の炭の左上辺りに卵はあります)。これで皆さんが来てくださった時、メダカもエビも見ていただけます。
 
 
 
 

 
 2009年4月13日
 「春 です」
 
 森のすみかで飼っているメダカが、玄関脇の雨水壺・デッキの発泡スチロール・室内の水槽それぞれで越冬し、大きく育っています。
 撮影の腕が無いので分かってもらえないとは思いますが、卵も産み始めました。写真の左端のメダカが卵を抱いています。
 同居しているエビも元気です。
 これから次々子孫が増えることでしょう。今年も里親募集します。
 
  
 
 

 
 2009年4月4日
 「はねとび防止」
 
 バラエティ番組を見ちゃダメという訳ではもちろんありません。
 最新の本庄NEWSにも少し触れていますが、定期的に行っている現場の安全パトロールをある現場で起きた事故をキッカケに見直し、大幅に取り組み内容を変えました。本庄社員・協力業者さんで危険度や事故の可能性の高いものに点数をつけピックアップし、高い点数のものは、即カイゼン。
 先月のパトロール。ある業者さんから南側に田んぼが広がっている現場で、石や砂利が車のタイヤで跳ねて田んぼに飛んでいく可能性があるのではと指摘がありました。点数は低かったのですが、後日現場に行くとご覧の通り“はねとび防止板”が設置されていました。
 田植え機やカエルさん達に優しい防止板になるといいな〜!
 
       

 
 2009年3月23日
 『壁の中に、記憶の中に』
 
 先日、建築中の現場でお客様と打合せしていたときの出来事です。現場は大工さんが木工事中。壁に杉板を張る収納部分は、下地を組むところまで完了しています。その収納の中で、I様のお子さんKちゃんが壁に向かって何かをしています。何をしているのか聞いても教えてくれません。打合せ後、その場所を見てみると可愛らしいキャラクターの絵が並んでいました。実は奥様がお子さんに『杉板を張って隠れちゃう場所だから、記念に名前でも書いておいたら?』と話をされたのです。荒壁塗り体験で残した手形も同じですが、壁の中に隠れてしまい、表には出てきません。しかし、家づくりの思い出として記憶の中に残しておくのも良いのではないでしょうか。ひょっとしたら、何十年後かにリフォームをして、記憶が蘇るかもしれませんね。
 
      
 
 

 
 2009年3月20日
 『ひょっとして仙人では?』
 
 弊社では滋賀県に山林を所有しています。その山の木を伐採・管理をしてくれているのが『小松さん』です。いわゆる樵(きこり)さんです。
 今回お客様からの『吹抜けにロープをぶらさげたい』というご依頼。そこでワイヤー(荷物を吊ったりする金属製のロープ?)も自分で編むことも出来るほど器用な小松さん登場!!ロープを現場で編んでもらいました。写真は小松さんとロープです。(笑顔がいいでしょ〜)
 
  
 
 作業を終えてお客様との談話の中でこんなことを聞きました。以前(3年くらい前まで)猟をしていて、鹿や猪を捕っていたとのこと。なんと熊(ツキノワグマ)も何頭か捕ったことがあったそうでその話を聞くと、今までに何度か正対したことがあるとか。そんなときは『熊と遭遇したら逃げずに進め。逃げるから追いかけてくるんだ。』なんて言って正面から戦った事があるそうです。でも普通の人がそんなに冷静に動けるはずはないですよね。
 今では一人で暮らしてみえて、家事と仕事を見事にこなしてみえます。山に入るときは、お弁当も自分で用意されます。しかもお昼ご飯は2回に分けて食べる為2食分を作らないといけないんです。私も山で一緒に仕事をしたことがありますが、それはそれは体力がいります。小松さん曰く、『この仕事を続けているから今でも元気なんだよ。』と。
 私は、おそらくこの人の前世は仙人なんだろうなと思っています。いえ確信しています。
 
 

 
 2009年3月17日
 「節の穴埋め」
 
 本社の作業場の一部では、このところ桧の板からオリジナルの幅広のフローリングを作っています。お客様からいつも使っている桧の床材より少し幅広のものをと要望があり、試作を確認していただきGOとなったのです。
 桧の丸太から巾15cm、厚さ2cm弱に挽きます。そして、桧の丸棒を作り、それを板材の死に節に差し込み、のこぎりで切って埋めていきます。通常のフローリングの節補修は枝を使うことが多いですが、木口のため枝より節っぽさがなくスッキリ見えます。節補修をしてから、加工屋さんで本実と反り止めの加工を行い、仕上げをしていきます。
 
     
 

それにしても、かなり気の遠くなる作業です。しかも、まだまだたくさんあります。花粉に加え、黄砂も舞い出してきましたが、がんばります。

                                
 
 

 
 2009年3月13日
 「120余年の事実」
 
 現在、築100年以上の住まいの耐震改修を2軒行っています。1軒目は旧中山道の街道沿い、濃尾地震後に新築された住まい@。もう1軒は少し古い家が建ち並ぶ通りの濃尾地震で3軒だけ壊れなかったうちの一つという住まいAです。濃尾地震は1891年(明治24年)10月28日の早朝に発生したM8.0、死者は7,273名、負傷者17,175名、全壊家屋は142,177戸の大型地震で、それから耐震構造への関心が強まり、研究が進展する契機となった地震でもあります。
 2軒とも、屋根を軽く葺き直して、そして壁も落し、ほぼ柱と梁だけにして耐力壁を設けます(とは言っても古い建物には壁量はもともと驚く程少ないのですが。)。
 
  
 

写真はAのお宅の骨組み状態のものです。解体前からわかっていたことですが、大きな住まいの割に通し柱が少なく、またそれ程太くもありません。さらに、壊してから見ると、特別な造りになっているわけではありません。ただ、グリッド(田の字)が守られた間取り、家の中心部分における柱の断面欠損を少なくした梁の仕口位置などは感じられます。
 こうした造りの構造・間取りの住まいが、現在は建築できません。建築基準法に適合しないからです。

現在私たちが建てている「森のすみか」「JDフォレスト」の家では、柱・壁の上下の配置の乗りも良く、梁がきれいに組まれ、当然基準法的にも問題がなく、またそれ以上にバランスも良くと考えています。

                                      
 

しかし、前述のAの住まいは、「濃尾地震に耐えた・120年以上建ち続けている」という事実があるのです。それには、理由があるはずで、本当の超長期優良住宅(200年住宅)の神髄が多く含まれていると思います。法律も踏まえた上で、いろいろなことを幅広い角度でしっかり見ながら、勉強して、“これからの本当の住まい”も考えていきたいと思います。

 
 

 
 2009年3月8日
 「かくれんぼ」
 
 森のすみか展示場の庭では、鳥たちの歌合戦が。歌声に外を見ると・・・。
 
   
 

分かりにくいですが木の枝に。でも下からも声が聞こえます。ズームボタンを押すと・・・“すずめ”です。♪お屋根でちょんちょん かくれんぼ。ならぬ お庭でぴょこぴょこ かくれんぼ。ひよこのお株を奪うかくれんぼです。写真には2羽のすずめが。分かりますか?

 
     
         写真中央やや右上に。木の枝の後ろです。
 そして展示場から北を見ると、ここにも。厄介なあの鳥が。

啓蟄を過ぎ、みんな春を謳歌!?でしょうか。

 
 

 
 2009年3月3日
 「青い空」
 
 青い空が恋しい。このところ、黄砂やら花粉やらで晴れていても“スッキリ快晴!”という空の色になかなかなりません。
 
 
 
 年末のカレンダー配りで土岐市の築約1年半のお宅にお邪魔した時のものです。青い空と山の稜線、妻入りの三角屋根と淡く優しい色のそとん壁と杉板の調和がすごくいいなと思いました。ご自分で植えられた植栽も大きくなり、また来年用の薪ストーブ用の広葉樹の丸太が転がっていて、のどかさが羨ましくなりました。
 
 
 
 こちらは2月上旬、関市の現場のすぐ近くの「ふるさと農園」の駐車場から。3日前に建て前をした時に、お施主様のお母様から「ふるさと農園から御嶽山、南アルプス、恵那山、ちょっと西を向くと能郷白山、そして乗鞍も見えて景色は抜群で、土日は遠くからも来るよ」と教えてもらい、新鮮な地元の野菜を思わず大量に買った後に北東方向を撮りました。目を凝らしても、乗鞍だけは確認できませんでしたが、これまたいい眺めでした。こんなところで家族を連れて一日のんびりしていたいなと思いつつ、現場に足を向けました。
 季節によって空の色は違いますが、人間の仕業で悪い色に変えられることがないことを願いつつ、地元の木をたくさん使い、化石燃料に頼りすぎず、生産時・使用時・廃棄時のエネルギーを抑えた木の住まいをこれからもがんばって提案していこうと、少しかゆい目をこすりながら改めて思いました。
 
 

 
 2009年2月28日
 「泥との格闘」
 
 今月初めに上棟したI様邸で、お客様が荒壁塗り体験を行いました。ご主人様は仕事で参加できませんでしたが、奥様とお子様が挑戦しました。
 始めに荒壁の施工をしてくださる丸宮竹材さんからアドバイスを受け、いざ開始。職人さんの作業する様子を見ていると簡単そうに見えますが、コテ板に載せた土は重く、コテで壁に塗り始めても落ちてしまいます。現場監督のMも挑戦しましたが、こちらも悪戦苦闘。なかなかうまく出来ません。職人さん曰く、『簡単に誰もが出来たら、職人なんて要らないよ』。確かに言われる通りです。本庄工業の建物は、多くの職人さん達の手により作り上げられます。
 
  
 
   
 
 お母さんのコテ板に頭をぶつけご機嫌ナナメだったお子様も、体験が終わる頃にはルンルン気分でコテを動かし、最後は手形をつけて終了しました。
 余談になりますが、某テレビ番組で荒壁が取り上げられた後、丸宮竹材さんには一般のお客様からの問合せが急増。泥壁ファンはみえるんですね。土壁にしたいご家族この指とーまれ!!
 
 

 
 2009年2月27日
 「山の上の社内検査」
 
 先日、中津川市で建築していましたJDフォレスト版の別荘の社内検査をしました。コンパクトでシンプルな間取りながらも、杉の木に囲まれた室内は、周辺環境も相まってとても落ち着きます。また、バルコニーの深い軒、大きなベランダ、そして何と言っても眺望を楽しめる浴室がとてもいい。
 
  
 
  
 

今回のお施主様とは11年程前にご自宅を建てさせていただいてから、いろいろなお仕事をさせてもらっています。今回の現場は恵那ICから約10分、岐阜から約1時間20分とちょっと遠くでのご依頼でした。遠隔地の場合、お住まい後に何か急なことがあってもお伺いするのに時間がかかることなど、遠いことでの不便についてご説明しましたが、それでもご依頼していただき本当にありがとうございました。
 手前味噌になりますが、担当した武藤君の頑張りを称える社内検査になりました。

 
 

 
 2009年2月20日
 「嫁入り前のワックス塗り」
 
 先日、完成見学会をした物件の引渡しをしました。何だか、物件の引渡しの瞬間は娘を嫁に出す親の気持ちになってしまいます。
 無垢の木を使用している為、反ったり、割れて来たりする事もあります(構造上問題はありませんが)。そんな住まいではありますが、末永く住まい手さんに可愛がってもらい、木の良い味わいを出していって欲しいと願います。
 住まい手さんも交え、最後に現場担当者及び設計担当者、事務担当まで、皆で思い込め蜜蝋ワックスを塗り、花嫁衣裳に化粧を済ませ嫁入りさせました。
 
  
 
 

 
 2009年2月11日
 『夢をカタチに』
 
 先日木まぐれスナップでも登場した2軒のお宅が無事上棟しました。
 1軒目は雨の予報で延期となりましたが、作業当日は2軒とも好天に恵まれ、2月だというのにポカポカ日和。上棟式には、多くのご親戚も駆けつけてくださり、賑やかなものとなりました。2世帯6人のご家族とご夫婦・お子様3人で住む家。人数には差がありますが、どちらとも木と土壁にこだわったお宅です。お客様の大きな夢を乗せた家づくりが、いま動き始めました。
 
  
 
 

 
 2009年2月10日
 「立春ですね」
 
 2月は「春とは名ばかり」と云われますが、庭先の梅が咲いていたりすると、春の訪れをちょっとだけ感じさせてくれます。自然の営みはすごいなと思えてくる季節ですね。
 森のすみかでも春を見つけました。昨年の剪定で切り残されたと思われる枝先に・・・雪柳の花が数輪。南からの陽光を受け咲いています。小さな5弁の花に「時は流れているんだよ。がんばらなくっちゃね。」と言われているようです。
 
    
 
 

 
 2009年2月7日
 「土壁3兄弟 次男 続編 〜薪ストーブに火が点る〜」
 
 お施主さま立会いのもと薪ストーブを設置しました。そして初めての火入れをしていただきました。炎が揺らぎ始めると家全体がほんのり明るく暖かくなってきます。このお宅はストーブが家の中心にあり、どの部屋からも見える造りです。そしてお施主さまのご厚意により、2月15日の完成見学会時に薪ストーブを焚かせていただけることになりました。パチパチ!!! 当日、薪ストーブの温かみを体感してください。火を点してお待ちしております。
(薪ストーブ屋さんも1日居てもらえます。ご質問やご興味ある方、是非ご来場ください。)
 
  
 
 

 
 2009年2月6日
 「モダン土壁3兄弟・・・“そとん”の三男」
 
 「モダン土壁3兄弟」シリーズの三男です。ガルバの素地の片流れの屋根が1Fと2Fに葺かれています。(全体写真はまだ・・オアズケです。)
 三男の特徴は、外壁がすべて“そとん壁”。そとんとは九州宮崎の方言で“外の”という意味だそうですが、霧島に大量にあるシラスを原料とした耐候性に優れた天然素材の塗り壁です。原料自体が既にマグマで焼かれたものなので、原料を作るための製造エネルギーが抑えられた環境にも優しい材料でもあります。
 写真は“そとん壁”の下地となる木ズリ板の様子です。すぐ隠れてしまいますがこの段階もきれいですね。さて、仕上がりは・・・。そとん壁の優しい色とベランダなどの木部の色と、そして全体の形がどんなハーモニーを醸し出すか、乞うご期待!
 
  
 
 

 
 2009年1月30日
 OZONE Eco Style Housing 2009
 
 東京でのイベント出展第2弾!新宿にある「リビングセンターOZONE」にて開催中の『OZONE Eco Style Housing 2009』というイベントに本庄工業が出展しています。
 OZONE Eco Style Housing 2009』は、個人の暮らし方や住まいづくりにも地球環境に配慮した「エコ(環境)対策」が求められる昨今、自分たちの暮らしの延長上で実践できる住まいづくりを通してエコライフの実現を考える、そんなイベントです。OZONE内数箇所のイベントスペースでは、さまざまな展示、イベント連動セミナーが開催されていますが、そのなかで我が本庄工業はエコハウスを建てるうえで重要となる構造材を展示しています。また、2月5日()17:00からはOZONE6階室内環境ラボにおいて、弊社社長が出演するセミナーも予定されています。お近くにお越しの際には是非お越しくださいませ。
 
   『リビングセンターOZONE』ホームページ/http://www.ozone.co.jp/
   OZONE Eco Style Housing 2009』連動セミナー情報ページ/  
    
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/seminar/seminar_c/detail/717.html
 
           
 
 

 
 2009年1月27日
 「2軒の材検」
 
 先日、もうすぐ建て方の2軒の材料検査を行いました。まず梁の含水率を測ります。一般の含水計は木材の表面付近しか測れないのですが、本庄の物は内部まで測れる優れものです。とは言っても一概に含水率のみで材木の良し悪しは語れないのですが・・・。次に割れや、腐れ、大きな傷・虫食いなどがないかを確認します。それから、大黒柱と通し柱の木目、節の位置、元と末(木の根元方向と先端方向)を確認して、家が建った時のイメージをします。できる限り人の目によく付く所を見栄えのする面にします。
 
検査は約半日仕事ですが、この材料出しをする山本隊長率いる製材・木材部隊はほとんど一日がかりです。いつもながら、段取りよく準備してあり本当にありがたいです。今回も何本かチェックで撥ねた材料があっても、すぐに次のものを出してくれました。
 この2軒も最近多い竹小舞下地で荒壁をつけた「森のすみか」タイプです。大きな総2階と焼き杉の外壁に軒がとても深く格好いい平屋です。
 天気が心配ですが無事上棟できますように!(雨男・・・)
 
  
 
 

 
 2009年1月27日
 「遊木創造」
 
 東京都渋谷区にある「渋谷区ふれあい植物センター」で現在開催中の企画展に本庄工業が出展しています。テーマは「遊木創造 monotukuri こども森の美術館」。
 自然な木の造形美や作品を楽しみながら、Jブロックなどを使って木のぬくもりをいっぱいに感じて遊べる空間では、小さなお子様はもちろん、大人も童心に還って楽しめます。
 お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください(2階企画展示室にて2月1日までの開催です)。

     「渋谷区ふれあい植物センター」HP:http://www.botanical-fureai.com/

 
              
 
  
 
 

 
 2009年1月17日
 「モダン土壁3兄弟・・・次男は見学会で!!!
 
  
 
 モダンな片流れ屋根の荒壁タイプ。前回の長男に続き、次男のご紹介。
 次男の外壁は左官のそとん壁と杉板のツートン。その外壁に囲まれた箱型の上に片流れの屋根がシンプルに乗っています。色調も大変落ち着いた感じになっています。外観もさることながら、内部には薪ストーブや吹抜けとつながるストリップ階段、南面の木製建具等々を配置することにより素敵な空間が広がります。そして今回、お施主様のご厚意により2月15日に完成見学会をさせていただけることになりました。このチャンスに見ていただければと思います。乞うご期待!(詳細は後日お知らせいたします。)
 
 

 
 2009年1月10日
 「匠の光」
 
 新年の森のすみかには、郡上八幡の建具屋さんであり、工芸作家でもある谷口さんの木の灯りが8点展示しています。とても複雑に手の込んだ細工のものや、スマートなデザインで漏れてくる灯りがきれいなものなどいろいろです。ずっと続いている政治・経済・社会の暗いニュースが多い世の中に、きちんとした材料で、しっかりとした手仕事をすればこんなに表情が豊かで、気持ちを癒してくれる灯りが作れることに思わず希望の光を感じました。
 また、森のすみかは、昨年末に1階の床(無塗装の桧)の6年間の汚れをみんなの手でゴシゴシと落してきれいにしました。そして、1500組以上の方が歩かれた畳の表と縁を替えました。新しい畳はいいです。見た目もそうですが、においがいいです。是非、木の灯りと薪ストーブ。新しい畳と汚れを落した桧の床を見に来てください。
 
  
        籠目(材:秋田杉)
 
 

 
 2009年1月6日
 「住まいづくりは一日して成らず」
 
 本庄工業では、お客様との打合せを数え切れないほどしますが・・・現場着工後も数多く話し合いを行います。
 年明け早々ですが、本日お客様にご足労していただき、設計担当者・現場監督だけでなく電気屋さんも交えて現場打合せを行いました。この地道な話し合いの積み重ねが納得のゆく住まいづくりの道だと思います。
 完成間近ということもあり達成感からでしょうか。打合せ後、お客様と現場監督が感慨深げに家を見つめています。それを見ていると何だかお客さんに住まいづくりを楽しんでいただけているようで嬉しい限りです。
 
    
 
 完成に向けてのラストスパート頑張ります!
 
 

 2009年1月5日
 「新年あけましておめでとうございます」
 
 2009年の新春を迎えました。おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 
昨年は咲き誇った花々を花嵐に変える冷たい風が吹き荒れました。今年の春は穏やかな東風を待ちたいものです。
 
  本社駐車場脇で、排気ガスに負けることなく水仙がかすかな香りを漂わせ咲いていました。やさしくなれる気がします。木の温もりと通じるものがありますね。                      
 

 

 
 2008年以前の木まぐれスナップはこちらより→