1F/土間(エントランス)
1F/リビング &ダイニング
晩秋の街に佇む「森のすみか」
北側より玄関を望む
太陽の移動とともに刻々と表情を変化させる
「森のすみか」。
無垢の柱に写し出される光のうつろいを見ていると
時の経つのも忘れてしまいそうです。
「一日中家の中で過ごしたい。」
そんな気持ちにさせてくれる家です。

「森のすみか」の様々な表情をご覧ください。

建物全体を南より望む

「荒壁(竹小舞下地裏返し塗り)

「土 間

「森のすみか」の外壁は全て荒壁です。竹小舞をかけ、ワラを練り込んだ土を塗り固めて作る。職人の手間と時間のかかる作り方です。荒壁は極めて大きな調湿効果、断熱蓄熱性能、防火性能、防音効果があります。荒壁の土や竹やワラは生産時のエネルギー消費も少なく、また、廃棄時も土に帰るので環境に優しいのです。荒壁をつけた後の現場の何と、凛としていて、穏やかな空気に満ちることか。荒壁は柔軟性を持ちながら粘り強く建物を支える優れた耐力があります。現在の耐力倍率が見直され、近々更に倍率が上がると言われている。
早く手放れよくと言う観点で住まいを作る人たちと違い、住まいづくりをより味わいながら楽しめる作り方が私たちは好きです。
玄関の大きな木の引き戸を開けると、20帖もの土間空間が広がる。ここは家の中なのに自然が入り込んでいる。座敷きがあり、縁があり、軒内があり、それが庭につながっていく。どこからが家の中で、どこからが家の外なのか、極めて曖昧な自然との交わりの中での暮らしが日本家屋の特長である。近所の人々が気楽に集い、友人が立ち寄り、子どもが遊ぶ、まさにコミュニケーションの場でもある。土間は玄関であり、応接スペースであり、子どもの遊び場であり、ペットと楽しむ場所でもある。寒い日にはサンルームになり、暑い日には風の通り道にもなる。
もちつきをし、メンコをし、ビー玉を転がし、自転車のパンクを直す。忘れていた日本空間がここにある。廊下や玄関や、玄関ホールといったスペースが、全てこの土間に集約されていて多目的に使われる。きわめて効率の良い空間ができている。「森のすみか」の土間は、昔ながらの土を固めて作ってあります。
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