■2007.9月 NO46

「とにかく暑かった!」 「やっと涼しくなりました」より最近の挨拶がこれです。あのお盆の頃の暑さは異常で、恐怖感さえ覚えました。全国の101地点で観測史上最高気温を記録し、特に8月16日には、多治見と熊谷で40.9℃を記録し国内最高を74年ぶりに塗り替えました。その史上最高気温を記録した地点で39℃以上の14箇所の内、何と岐阜県が7地点(多治見、美濃、岐阜、八幡、金山、揖斐川、中津川)とは驚きです。来年の夏はどうなるのか本当に怖くなります。しかし、この暑い夏に第一回目の「エコ・コンテスト」を試み、すでに応募も頂いております。この夏をどう乗り越えたか、興味津々です。応募は9月末締め切りで、発表は10月末を予定しております。是非みんなで、今後に向けて“夏のエコ”を考えましょう!


“木工フェア・ストーリー” 今年も年間の最大イベントである「木工フェア」を開催しました。今回が7回目でしたが、多くの人のサポートで成り立っていて、特に今年はみんなのパワーをすごく感じとても感動をしたので、木工フェアについて触れたいと思います。当日は朝7:30に7台のテント張りから作業開始。総務の山下君が事前準備したテントや机・イス、そして工具類を揃え、戸高大工と横山さんら製材の人が中心で下準備をした材料を各製作場所に並べます。最初の来場の方が9:30少し前でしたが、その後どんどん増え、午前中に駐車場が一杯に。テントの中はというと、定番作品の“ペン立て”“バードコール”には山下君とアイディア満載の青山さんが、“おはじき落し”“下駄”のコーナーには冨田君、山岸さん、森さんの子供好きのアカデミートリオが、“弓矢”にはいぶし銀の可児昭さんが、そして“Jクロスラック”にはパワーの石田さん、山本君。さらに“Jこしかけ・ベンチ”には三者三様の可児友君、平田君、大塚大工が、“スリム棚”には今井さん、谷澤君の製材コンビが、“輪投げ”には田口君、山川君のイケメンコンビ、“パチンコ”には横山さん、武田君の器用な二人を起用、そして今年登場の“鉄のフック”には鍛冶屋も土方も何でもやる古澤君が、本当にみんな吹き出る汗が輝くくらい大活躍です。そして、受付の平光さん、藤枝さん、清水口さんの女性トリオは、駐車場の案内に走り、作品の予約を取り、順番が来たら呼び出しをしたりと大忙し。毎年、人気があるもの、製作時間がかかるものなどスムーズに平等に回らないことが課題で、今回は一作品毎の予約順番の徹底を試み、受付が重要な役割を果たし、上手く回せたのではと思います。そして、今年も木工作家さんのサポートも絶大でした。“CDラック”や“小さないす”など人気作品のアイディアを出して頂いてるAC CRAFTの石井さん、すっかり定番の本庄版“バードコール”の生みの親であり、花おはじきの涼しげな音を出す“おはじき落し”を提案の工房くまごんの澁谷さん、そして竹細工の山田先生(本職は習字の先生)・中島さんは、今まで竹馬・弓矢・竹とんぼなどを用意して頂いていますが、子供に大人気で、時折手に血豆ができてもその喜ぶ姿を見て笑顔で手伝ってみえるのには本当に頭が下がります。そして、今回登場の“鉄は熱いうちに打て!”の鍛冶屋体験をして頂いた木鐡工房の田中さんはただでさえ熱い作業をするのに、36℃を超える中、テントがない所で20組を超える方の指導をして頂き本当に感謝です。そして、お昼に皆が楽しみにしていたバーベキューをこれまた7年連続で手伝って頂いているBBQの達人の山下さんと丹羽さん、今年初登場の冷やしうどんが人気で、カレーはご飯が間に合わないほど大盛況。また、毎年裏でご飯焚きを手伝って頂いている隠れスタッフの星野さん、北海道産より美味いと隠れた人気の焼きトウモロコシは星野さんの信州のお姉さんから前日に送られてくる低農薬ものを社長がひたすら焼いています。さらに、丸太をくり貫いた桶にお茶やジュースを冷やす氷を急にも関わらず大量に作って頂いた増田さん、それから参加されるお客様(7年連続の方を始め、連続参加の方が多い)、本当にみんなの協力があっての「木工フェア」ですし、輪が広がっていることがうれしい。反省点は確かにありますが、お客様・サポートスタッフ・社員の一体感を今までで一番感じました。ちなみに、作品については、社内アイデアコンテストを行い、その中から幾つか取上げています。今年のコンテストの一位人気は“下駄”で、当日人気となった“パチンコ”“スリム棚”もコンテスト上位作品でした。来年も楽しい作品・催しを考えますので、是非どうぞご参加下さい!
  

 「酸性雨・・・?!」

 7月上旬の豪雨の時、「部屋の中央から雨漏りがする」と築後25年位のお客様より続けて連絡がありました。
一軒は平屋建てで、もう一軒は2階建てのお宅で、訪問して下から見上げるとすぐに原因が予測できました。2軒とも共通する事があります。屋根材は瓦葺きで谷樋がある建物でした(写真参照)。この谷樋は銅板で出来ており、最近銅板が雨に侵されて穴が開くケースが増えています。雨は大気汚染が原因で近年酸性が強くなり“酸性雨”と呼ばれ、建築物では銅をはじめコンクリートや大理石を溶かし、銅像を錆びさせたり、他にも森林や湖沼などいろんな所にも悪影響を出しています。
2軒の谷樋には、穴は開いていなくとも銅板が和紙のように薄くなって、指で押さえるだけで穴が開いてしまうところもありました。特に瓦の窪んでいる所は集中的に雨が流れるために局所的に侵されてしまうのです。谷樋の下はほぼ間違いなく室内になっていて、上部からポタポタと・・・。
近年では、耐酸性雨を考慮して谷樋にはステンレスを、軒樋には硬質塩化ビニール樹脂と亜鉛処理スチール芯が特殊接着されたもの(一般によく使われ塩ビ製と言われる)が多く使われるようになってきました(その他種類は色々ありますが…)。銅板は決して安価なものではありませんが、加工がしやすく腐食しにくいものとされ、25年位前の建物では多く使われていましたが、酸性雨という大きな問題が出てきました。
 応急処置としてコーキング(防水材)で一時的には凌げますが、長い年月を考えると谷樋の交換をお薦めいたします。『我が家の屋根はどうかな?』と思われる方は一度ご相談下さい。



 台 風 対 策
 今年も複数回、日本に台風が上陸し、この地方での被害は少ないですが、甚大な被害が出ている地域もあります。しかし、台風シーズンはまだまだこれからが本番。毎年この時期にご案内させていただいておりますが、昨今は台風に加え、局地的な大雨による冠水が珍しいことではなくなっています。これも地球温暖化の影響なのでしょうか?
 これからは台風に加え、集中大雨にもご注意ください。
《台風・大雨の前、後のチェックポイント》
屋根       瓦のヒビ、割れ、ずれ、はがれはないか。トタンのめくれやはがれはないか。
ブロック塀・板壁 ブロック塀にひび割れや破損個所はないか。板塀にぐらつきや腐りはないか。
窓ガラス     ひび割れ、窓枠のガタツキはないかまたはスムーズか。
外壁       モルタルの壁に大きな亀裂はないか 板壁に極端な腐りや浮きはないか。
ベランダ     鉢植えや物干し竿など飛散の危険が高いものはないか。
雨樋・雨戸    雨どいに落ち葉などが詰っていないか。継目のはずれやれ、腐りはないか。
         雨戸にガタツキや緩みはないか。→排水能力を維持させましょう。
自宅の周辺    プロパンガスボンベは固定されているか 庭の鉢植えに注意。
         室内に入れてあるか。テレビアンテナの設置状態はいいか。

★住まいの不具合・ご質問等がございましたらいつでもお気軽にご連絡ください。
ホームサービス専用 Free Dial 0120-71-6527《 365日 24時間 電話対応 》

 
2007.9
 関市S様邸
 関市のS様はご夫婦とも愛知県の街中のご出身ですが、自然に囲まれた中で子育てをしたいとの希望をお持ちでした。関市といっても美濃に近い里山風景の広がる中に、お二人で土地を見つけ出されました。山を後ろに控えた畑を造成すると、なかなかの眺めです。自然とともに心地よく暮らせることを大切にされ、広いロフト、薪ストーブ、敷瓦の土間縁のある、自然素材をふんだんに使ったJDフォレストの住まいです。
建て方後、屋根工事、電気配線工事が終わり、木工事の最中です。外壁は一階が杉板張りで、二階は白洲そとん壁(火山灰利用の塗り壁)になります。

また、バルコニーの壁板と面格子は4歳になるお子さんと一緒に塗る予定です。
特筆すべきは、奥様こだわりの常滑焼の浴槽も入ります。お見せできる機会があるかな?!是非ご期待ください。
オンリーワンのお住まいは、手をかけてあげることでいっそう愛着を深めながら、ただいま建築中です。


ちょっとになる話 「瓦のリサイクル」       
 家の解体で始めに壊されるのが屋根で、その多くは陶器製の瓦です。陶器瓦(粘土瓦)は自然素材である土(粘土)を1000〜1250℃で焼いて作られます。断熱性に優れ、遮断性が高く、家の省エネを促し、無機材質のため耐候性など耐久性も高く、屋根の維持を長い目で見るとコスト面でも優れています。その他に、耐火性、防水性、防音性などの特性を持っていますが、何より1400年もの歴史の重みがあります。
 陶器瓦は自然素材のため廃棄は容易ですが、簡単にリサイクルもできます。メーカーでの製品検査で規格外品となった瓦などは、徹底して再利用するシステムが完成していて、コンクリート二次製品細骨材、コンクリートブロックの化粧材、外部用床材の原料、テニスコート・グランドなどのアンツーカ、植物栽培用のセラミックソイル、人工芝の充填材などに使われています。
 そして、解体時に集められた瓦を砕いた砕石を利用することもでき、「森のすみか」と近くの家のまわりに敷きました。防草と防犯、そして保水を目的に、粘土の赤色が出る釉薬瓦の砕石(いぶし瓦の砕石もある)をせっせと敷きました。材料代はとても安いし、体力と時間があれば、誰でもできます。みんなで使えばヒートアイランド対策にもなります。
 屋根で数十年使われ、今度は地面で再活躍。“瓦の魅力は変わらない!”


   「FC岐阜を支える喜び」
 2005年1月、未来会館に岐阜出身の現役・元Jリーガーが参加して開かれたシンポジウム『岐阜にもJを』の協賛をしたことがきっかけで、今日までチームをサポートしてきました。サポートを継続してこられたのは『曽我部巧』君を雇用したことが大きいように思います。当時チームは東海二部リーグに所属していました。曽我部君が会社に馴染んでいくとともに社員、その家族などの関係者の観戦が増えていき、私を筆頭に毎試合、誰かがスタジアム応援に出かけ、アウェー戦にも出かけるほどです。現在、曽我部君は毎朝7時に出勤をし、掃除や他の社員の仕事の段取りをした後、出勤してくる社員と入れ替わるように練習に向かいます。練習を終えて会社に戻り夜まで経理の仕事をこなします。今期出場の機会に恵まれないなか、昨年と変わらぬ又はそれ以上に万全の状態で試合に臨もうとする彼の姿には頭が下がります。
また会社の近隣には選手の何人かが住んでいることもあり、よく顔を合わせます。かつては将来を嘱望されながらも現在はJFLのレベルで様々な問題や困難な状況を抱えながらもう一度桧舞台にたとうと、または輝かしい経歴はないがFC岐阜をステップに力を試そうと、真摯にサッカーに取り組んでいる様子を知りました。愛すべき多くの選手たちがチームの魅力となっていることは確かです。
昨年、天皇杯でザスパ草津と対戦したおり群馬の前橋を訪れました。スタジアムに近づくにつれ街中のサインや歩く人の流れが今日はザスパの試合の日だという雰囲気を醸し出し、街自体がウキウキしているように見えました。スタジアムでは観戦する多くの人がレプユニやチームウェアを身に付けザスパカラーに染められていました。
翻って、岐阜駅前の問屋町や柳ヶ瀬にシャッターが閉じられたままの店舗が多く見られ、名鉄百貨店が撤退をするなどちょっと昔の繁栄を知る自分には寂しさを感じます。岐阜県庁の莫大な裏金問題など暗いニュースが多い岐阜で、唯ひとつ岐阜を明るく照らす話題は「FC岐阜」のJリーグへの挑戦でしょう。FC岐阜の成り立ちや理念、目指すところも知られるところとなりFC岐阜による街の活性化の可能性も理解されるようになったのではないかと思います。
また身近なトップレベルのプロスポーツに触れて成長した子供たちの中から、将来は日本を代表する選手が生まれるかもしれません。企業チームありきで発足したのではなく、多くの市民の支援によって成長したチームは景気の動向の影響を受けることも少なく『おらがチーム』として支持されるでしょう。FC岐阜には様々な可能性を感じます。私は間近でその目撃者となれたこと、身近で支援できることを大変うれしく思っています。
本当に、『いいモノ』を見せてもらっています。ありがとう!FC岐阜

『FC岐阜後援会・会報『ウイン・ウイン』に掲載の文章に一部加筆』


森のすみかからの 〜イベントのお知らせ〜

●「木のクラフト・布のクラフト展」 9/22〜10/8 
      高馬正康・吉田隆康・なかだてめぐみ・山路とおる 4人展
●「(仮)ローンと税金の勉強会」 10/6(土) 14:00〜(予定)
●「ほむらの会 in 森のさんぽみち(関市)」 10/21(日) 13:30〜(予定) 
薪ストーブの会 煙突掃除実演
●「(仮)地域材と地球温暖化について」・「エコ・コンテスト2007夏−結果発表」 10/27(土) 14:00〜(予定)


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