■2004.9/NO28
秋よ来い!早く来い! もうすぐ10月というのにまだ暑い日が続いて、いい加減にしてと空を眺める今日この頃。大阪や熊本など日本各地で真夏日数が90日とか100日とか過去最多記録を更新し、そして台風の上陸も観測史上最多を記録し猛威を振るいました。世界中でも、大型ハリケーンや集中豪雨による大洪水、一方干ばつや異常乾燥による森林火災が発生している。これらの異常気象は、やはり地球温暖化の影響のようです。本当に全世界で徹底して、温室効果ガス、なかでも最も温暖化に最も影響を及ぼす二酸化炭素の排出を考えないといけない時期がきています。使用時だけでなく生産時と廃棄時のエネルギーも考えなければいけませ
ん。私たちが扱う木は、伐採までは空気中の二酸化炭素を吸収し蓄えながら成長します。伐採後は建築用材として町に住まいという形で森を作ります。そして、植林をしてまた木を育てれば、見事に理にかなった循環になるのです。

暑さにも負けない木工フェア。8月末に恒例の木工フェアを開催しました。台風が接近して心配しましたが、晴れ間が出るほどのいい天気!過去最高の200人を超す参加者で大賑わいでした。参加された皆さま、木工作家の石井さん、渋谷さん、バーベキューの達人山下さん、丹羽さん、そして若手大工を含めた本庄工業全社員の熱さが暑さを吹き飛ばして、お祭りのような雰囲気でした。ただ、大変込み合った時間帯にお越し頂いた方にはご不便をおかけし、申し訳ありませんでした。次回は「もっとスムーズにもっと楽しく」をモットーに企画したいと思います。

暗いニュースが多すぎだ! 日本では長崎や豊明や福岡など、小学生から大人まで信じがたい殺人が続き、政治の世界も相変わらず汚いお金が見え隠れ。橋本元首相が日本歯科医師会から受け取った闇献金事件も、派閥の会計責任者だけ罰せられてチャンチャンだし、北海道警察の全部署による11億円もの裏金工作も全員逮捕にならないのが???返せば済む事ではないのでは?秘書給与詐取の辻元清美氏も返金してももちろん逮捕されています。一方、ロシアではブラックウィドウの自爆による航空機の連続爆破や学校占拠爆発事件、イラクではいまだに自爆テロと米英兵や民間人の拉致が続いている。あるはずの大量破壊兵器はなかったが、ブッシュ大統領は戦争は正しいと胸を張るが、これだけ犠牲者を出し、お金と時間費やしながら誰も幸せになっていないじゃないか。

これからは地方が頑張らないと! 十年程前、当時熊本県知事の細川護煕氏と出雲市長の岩国哲人氏の「鄙(ひな)の論理」という本を読んだ時に、これからは地方の時代だ!と思い込みました。その地方の岐阜が何だかさみしい。名物の路面電車に続き、笠松競馬も廃止の方向とか。作家の山口瞳氏の「草競馬流浪記」では最初に訪れたのが笠松で、今でこそ中央でメジャーになったアンカツ(安藤勝巳騎手)をおぼこい若き天才騎手として紹介しています。「笠松は調教師らの意識が高く、何年に一度のペースで名馬を出し、そして中央競馬を支えてきた」とアンカツ。確かに、オグリキャップをはじめ、ライデンリーダー、オグリローマン、そして悲運の伝説のダート王フェートノーザンら中央でも活躍し、笠松を盛り上げたし、地方競馬に勇気を与えてきたのが笠松なのです。プロ野球の近鉄とオリックスの合併然り、当事者やファンの存在を無視してこうした地域に根付いたスポーツ文化をバッサリ切り捨てるやり方が理解できません。企業の一事業部ではないのだから、いきなりではなくもっと皆で考えてからでないと。プロ野球も今回の騒動で、今後はJリーグのようにもっと地域に根付いたものになるでしょうし、私たちにももっと地元を盛り上げ地元を楽しくする意識が必要なのではないでしょうか。すでに、岐阜でもサッカーのJ1を目指しているクラブチームもあるし、前にも紹介しました岐阜の伝統的な食文化を広める「岐阜伝統食品の会」など岐阜発で頑張っている人達もいます。私たちも岐阜ならではの、そして本庄工業ならではの住まい作りで岐阜発をめざして努力します。ここには、木曽三川や美濃・飛騨の山々の豊富な自然と歴史など誇れるものが沢山あるのだから。


「住まいの点検…秋
 毎年この季節に数多くやってくる台風。私達工務店にとってもいや〜な季節でもあります。工事中に支障をきたす事も勿論ありますが、今年も一部のお客様のお宅で雨漏れを発生させてしまいました。昨年、一昨年の統計を調べてみると、雨漏れ等の件数は年々減ってきてはいますが『ゼロ』にはなっていません。勿論胸を張って言う事ではありませんが、『雨漏れは絶対にあってはならない』と言う強い意識を持ち日々改善をはかっています。しかし、実際に被害に遇われたお客様にとってこんな迷惑な話はありません。私達も大変申し訳のない思いで訪れるのですが、それでも殆どのお客様から『忙しい時に悪いねぇ』とか『台風だからしょうがないよ』などと反対にお気遣いのお言葉をいただくのです。そのようなお客様に対して私達が出来ることは、一分一秒でも早い対応を心掛け、その原因についてとことん追及する事だと思っています。良い事、悪い事を含め私達を信用して下さっているお客様の為にも、フリーダイアル24時間365日体制を続けていきます。『いつでもどこでも本庄工業』を合言葉に末永いお付き合いをお願い致します。
 
●雨戸・網戸のお手入れを! 雨戸の鍵はかかりますか?戸箱に鳥が巣を作ることもありました。
●エアコンのフィルターのお掃除を! エアコンのシーズンオフです。コンセントを抜いておくと電気代の節約にもつながるとか・・・
●雨樋は詰っていませんか? 台風などで落ち葉が詰ってオーバーフローすることがあります。
★住まいの不具合・ご質問等ございましたらいつでもお気軽にご連絡下さい。
ホームサービス専用 Free Dial 0120-71-6527《 365日 24時間 電話対応 》

雑誌の取材がありました!
「木の家に暮らす」という全国紙で、個性的な住まい作りを目指す読者に、木の知識や家づくりの詳細、そこでの暮らしや木の家の手入れ方法、ライフスタイルまでを提案する雑誌に、本庄工業の取組みが何と5頁にわたって載ってしまいます。10月末頃には書店に並びますので、是非ご一読を!
Autumn Jazz Live in 森のすみか 10/31(日) 開催決定!
 坂祝が誇るジャズギタリスト、トム兼松さんとカナダ人女性ヴォーカリストのデゥオが、秋をより秋らしく感じさせる、心にしみる名曲を奏でます。後日ご案内します。

(本庄工業の社員や私達を支えてくれている
 業者さんの素顔を紹介します。)
Maestro4 『恩田浴槽』 恩田  昇さん

  今回の本庄人は、恩田浴槽の4代目 恩田 昇さん(70歳)をご紹介致します。今でももちろん現役で、木の浴槽(槙やサワラなど)を作製しています。本庄でも、森のすみかや日野や加納の家などは新築時に木の浴槽を設置しましたし、以前から木の浴槽を使い、15〜25年毎に入れ替えるお客様もいらっしゃいます。職人・恩田さんの手によると、丸三日で浴槽の組立てができるそうです。大きさにもよりますが、金額も驚くほど高くありません。しかし、今はやはり簡単便利のユニットバスにおされ、なかなか腕を振るう機会が少なくなったと嘆く。「木は腐ってしまうのでは?」「手入れが大変?」などのイメージが付いて廻りますが、実は手入れは簡単!たわしと洗剤でゴシゴシと洗って、木の繊維に浸透させてやればカビも生えにくいとの事。『20年は持ちますよ。』とごく自然にお答え下さいました。20年も毎日木の香りの風呂と考えれば安い?何より廃棄処分が気楽にできます。ここにも木の循環があるのです。

さぁ〜この文章を読んで「やっぱり!」「でもなぁ〜?」と迷いだした方々、今すぐ森のすみかにご連絡を。森のすみかで木のお風呂を体験してみませんか?気持ちいいですよ〜。(あれ なぜわかるの〜って 実は私こっそり入った事が何回かあります・・・展示場でね。)さぁ〜あなたは何を基軸に考えますか? 簡単便利=化学製品、それとも、手を掛ける=天然・癒し。せめて桶でも・・・百均のモノはやめましょうよ。
※木のお風呂体験したい方、森のすみか「木のお風呂体験係」まで。

太陽光発電、風力発電をする耳鼻科のオープン!
 このたび各務原市蘇原花園町(ロックタウン、マックスバリューの西側)にて『加藤耳鼻咽喉科サージクリニック』新築工事を竣工いたしました。建物の内外装には岐阜県産の「杉」をふんだんに使用し、待合室の壁は現在本庄工業の住宅で多く採用している「漆喰のラフ仕上げ」を施しました。耳鼻科医院といえども本庄スタイルです。また中待合室の壁には『緑の再生プロジェクト』に参加した院長と本庄工業の社員、協力業者、お客様の写真が掲示してあります。私と加藤雅也院長は岐阜高校野球部の同級生です。医師の道を選んだ彼は岐阜大学医学部卒業後、岐阜大学医学部付属病院、中部労災病院、仙台中耳センター、名鉄病院などの勤務を経て、今回開業に至りました。友人の一大事業に土地探しから携わったということだけでなく、彼が単に本庄工業に建築の施工を依頼したのではなく、本庄の活動を理解し、また参加した上で、自らの医院のあるべき姿と本庄スタイルの共感を持ち、私ども本庄工業をパートナーとして選び、今回の開業に至ったことには感慨深いものがあります。数年前仙台の病院に勤務している彼のもとを訪ねた折りのことです。日本中から耳の難病・難手術の患者さんが集まる医療機関での奮闘ぶりと、それに意欲的に取り組む彼の言葉に私は大変な刺激を受けました。今回、建物が竣工し耳鼻科は9月3日に開業しました。最後に、御自身・御知り合いで耳鼻科医院に掛かる機会がありましたら、ぜひ『加藤耳鼻咽喉科サージクリニック』をお心におとめいただければ幸いに存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。

『偉木』探訪
 岐阜の材木屋の間では『屋久島の縄文杉』・『石徹白の大杉』・『板取の株杉群』を見たことのない者は『半人前』扱いをされます。冗談はさておき、『板取の株杉群』の話です。岐阜県民でさえ、その存在を知らない人が多いと思うのですが、目にしたならば迫力に圧倒され不思議な魅力に惹かれることと思います。

『板取の株杉群』を説明するには『屋久島の縄文杉』と比較するとわかりやすいように思います。『屋久島の縄文杉』を見るには、まず屋久島に渡ることから始まります。現在では飛行場も整備されているのですが、椋鳩十の時代には屋久島を訪れること自体が大変だったと思います。私が縄文杉を見るために訪れた時のスケジュールは初日に島に入り、翌朝5時に起きて、登山口には6時着、夕方4時に登山口に戻るという丸一日を『縄文杉』に費やすものでした。

 早朝からの登山でハードなはずの行く先の行程にもかかわらず、小学生の遠足のように憧れの縄文杉を思うウキウキ・ワクワクとした気分でいっぱいでした。「屋久島」は期待を裏切ることなく目に入るすべての光景が興味深く、グループについていたガイドを独占するほどの勢いで質問をしていたような記憶があります。ガイドによる「屋久島では樹齢千年以下の杉は屋久杉とは言いません。子杉と言います。」という言葉に驚きながら、また岐阜のあたりでは決して見られないようなシャラの大木、樹齢が数百年はあるだろう杉がいたるところにあり、ウイルソン株などの定番スポット以外にも寄り道や立ち止まるポイントばかりで、縄文杉にたどり着いたのは正午を廻った頃。縄文杉の前で弁当をひろげ昼食を食べ終わると同行のメンバー全員で記念写真を撮ろうということになりました。

 縄文杉のすぐ前でぞろぞろと列を作ろうとしている時に誰かがボソッとつぶやいた言葉が。「縄文杉よりも『板取の株杉』の方が迫力あるなあ。」。その言葉を耳にしたときから『板取の株杉』を見ないとイカン、見てみたいの想いが生まれました。屋久島は縄文杉だけでなく思わず「インタレスティング!!」という言葉が口からでてくるような興味深い大自然があふれていました。機会があればもう一度訪れたい気持ちは今尚強く、何とか機会を作りたいと思っています。

 さて『板取の株杉群』の話です。板取村の二十一世紀の森にあります。なんと駐車場から歩いて五分です。あっけなく到着します。通常、杉の木の形を思い浮かべるときは真っ直ぐに成長したような様を想像するはずですが、ここの杉は違います。北山杉の株立ちとも異なり、地上近くで数本の幹が絡むようにかたまったひとつの株から杉の木がニョキニョキと何本も空に向かい伸びているのです。アンバランスな上部を支えるべく地面に根をはる様子も力強く、樹齢400年という数字以上の価値を感じさせてくれます。鬱蒼とした杉林に奇木とも言える株杉が点在し、「妖精に注意」という看板が立てられてあったとしても不思議ではありません。この森には力強い生命力と幻想的な雰囲気が同居しています。『縄文杉』をはじめとする屋久島の森が好奇心をかき立てるなら、『板取の株杉群』の森は幻想の世界へ誘ってくれます。

 人はより大変な努力をして一層高い目標を成し遂げようとする気持ちを持ち、心理学用語では「達成動機」と言うそうです。また困難を克服して達成した目標や成果について、人はその都度評価を変えてしまうこともあるそうです。その点で、『縄文杉』に比べ『板取の株杉群』は「達成動機」の欲求を満たすには十分でないのでしょう。森自体は魅力的であるのに・・・。
 
 岐阜県にもすばらしく魅力的な森や木が存在することを今回は伝えたく、『板取の株杉群』を紹介させていただきました。

  本庄工業 ホームページ のお知らせ
私たちの取り組みやイベントをまとめてご案内する「ホンジョルノ広場」というコーナーに引き続き「本庄カレンダー」を作りました。私たち本庄工業の取り組み、イベントがカレンダーにより一目で分かります。施工例も随時追加しています。お楽しみに!!
   
ホームページ   http://www.honjo-woodream.com  Email info@honjo-woodream.com

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