■2006.9月 NO40

めっきり秋 ここ数年、この時期は酷暑の余韻がまだ残り30℃を超える日が続きますが、今年は涼しくなるのが早い感じがします。過ごしやすいのはいいですが、かえって冬の寒さが気になります。しかし、豪雨の梅雨明け後の猛暑は辛かったですね。全国ニュースで岐阜の38℃39℃超えが流れるほどでした。その暑い中今年も行いました「木工フェア」。今年も大勢のご参加があり、熱く盛り上がりました。今までより作りやすいものが多かったのか、用意した材料がほぼ完全になくなりました。当日の様子は別紙やHP(ホンジョルノ広場・木まぐれスナップ)でご覧頂けます。ご希望の写真がありましたらお申し付け下さい。

 

まだ熱い!裏金問題 猛暑を更にヒートアップさせ、岐阜を全国区にしたのが裏金問題。その額は調査が入るたびに膨らみ約17億円。でも、岐阜だけの問題でないのはご想像の通り。10年前には25の都道府県が明らかにした裏金、その当時岐阜のように調査不要とした所が18もあります。きっと岐阜をケーススタディのようにその収め方を注目して、タイミングを図って発表されるのでしょう。だからこそ注目されているのかもしれませんが、私たち県民各々がしっかり見届けないといけないと思います。裏金ではないですが、青森のあの県住宅供給公社の14億円の横領事件では、回収できたのは約1億4,860万円で、訴訟費用などを除くと約5,480万円になるという。当時の上司の管理責任として、公社が元幹部職員9人に計約5億8,000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審では、9人が総額1,850万円の和解金を支払うことで和解が成立して公社の損害回収は実質的に終了らしい。あのアニータさんの豪邸が競売で7,280万円だが、チリ側の弁護士費用に約6,440万円と、一体どうなっているの? 使ってしまったお金はもどらないの?? 全部税金の話ですよね??? この際ヤケついでに、国民にもメリットがあるように、都道府県庁だけでなくいろいろと報道されている機関も全部出して、県別裏金ポイントみたいなもので税率を変えたり、例えば裏金が多いほど消費税率を低くして、不足分を県から補充してもらい、裏金が尽きると5%に戻すという、名付けて“玉入れ式裏金利用作戦”(つぼイノリオっぽい?)というのはふざけ過ぎですか? でも直に増税になるんですよね。ここで一句、「裏金を、集めて叫ぼう、もうダメだ(最上川)」、本音は、「裏金を、集めて充ててよ、消費税」。-芭蕉風

♪みんなに迷惑かけて頑張れ!♪ 秋田出身で名古屋で活躍?しているDJ・シンガーソングライターの伊藤秀志さんの新曲「僕はゲロクト(おたまじゃくし)」の中の伊藤さんのお母さんの言葉です。♪田舎者はやっぱり色んな人に迷惑をかけたし、お世話になったしそれでも愛してくれた人のお陰で俺がいる。迷惑をかけても愛される、そんな人になれるように頑張れ!♪しんみりとしながらも勇気をもらったこの曲を最近聴いています。秋田弁で歌った「古時計」が以前ヒットしてから、秋田弁をフランス語風に歌った独自の伊藤ワールドができました。伊藤さんのご両親のことを歌った「僕はゲロクト」機会がありましたらどうぞ。

斎藤君と亀田君と今吉君  この夏一番盛り上がったのは、やはり早実が優勝した高校野球。今や女性の心をつかんだ“ハンカチ王子”斎藤君は試合中ピンチを招いても顔色一つ変えない。そして、再試合の決勝も含めてほぼ一人で投げきったのです。その精神力と体力に驚きました。以前ライバル校に負けてから感情を表に出すことを封印し、春の選抜で連投のため打たれて負けてから一人で走り込みを続けたという。驚きなのは、毎日の10K走を監督が知らなかったということです。自発的に走れる心の強さ、進路発表の時の200人以上もの報道陣の前でも物怖じしない落着きには本当に関心させられます。ほぼ同年代でこの夏を熱くしたボクサー亀田興毅とは対照的で、常に言動や服装で相手を挑発する彼は、強ければ、勝てば何をやってもいいだろうという雰囲気が感じられる。憎しみも無いのに殴りあうスポーツであるボクシングだからこそ芽生える「敬意」を、いまだ対戦相手に見せてやろうとしないのは、周囲にいる大人と視聴率のため持上げるマスコミに問題があるのでは? 相手に吠えると言えば、甲子園初出場で4強入りをした鹿児島工の代打の切り札の今吉君。腰痛のため地方大会から一打席限定で打席に立つ彼は一球一球吠えたが、ピンチになると伝令でマウンドに上がってクリクリ丸坊主頭を触らせて皆を和ませたりした。これまた、斎藤君とは対照的。このところ、飲酒事故、家族内殺害、汚職など大人の見苦しい事件が目立つ中、気持ちいい若者を見てホッとしました。しかし、「こんな連投ができる丈夫な体を産んでくれたお母さんに感謝したい」となかなか18歳で言えませんよ。 by おしぼりで顔を拭く“オシボリおやじ”


 “赤い水が出る”
 先般、7年前に新築したお客様より、「水の出が悪いから一度見てほしい」との連絡があり訪問しました。このお宅の給水は基本的には井戸水を使っていますが、万一のために水道水を一ヶ所引いてあります。井戸のポンプ自体はまだ正常に動いていましたが、話を伺っていると「赤い水も出る」ということで蛇口をひねって赤い水をチェック。原因は“鉄管の赤錆”だろうと一緒にいた水道屋さんと確認しました。
そこで、“赤水を止め、水の出を良くする方法”として、
@ 現在利用の鉄管を特殊な方法で洗浄し、錆など管内の付着物を取り除く
A 宅内の水道を今までの鉄管のまま、水圧の高い上水に切替える
B 宅内の水道を今までの鉄管から、錆や汚れの付きにくい架橋ポリエチレン管に切替える
がありますが、お客様は@とAをすることに決めました。
@ は井戸水の良さが残りコストが最も安価であるが、また錆や汚れが付く可能性がある
A は安定した水が得られるが、将来また鉄管からの錆がでることもある
B 管の錆や汚れの心配が少ないが、配管に費用がかかる
 まず、役所へ申請してから給水管を井戸から上水に切替えました。すると予測はしていましたが、圧の高い上水のため蛇口をひねると赤水が・・・。数日後、特殊な機械で各蛇口を一ヶ所ずつ洗浄。鉄管に圧力をかけ(急に圧をかけると破裂する可能性があるのでゆっくりと・・・)洗浄を行うと、「えっぇー、こんなに出るの?」と言うほど、鉄管の中から赤い水が出ました。井戸水は水道水より鉄分などが多く含まれていたりするので、鉄管の錆は水道水より多いことがよくありますが(地域によって水質が違うので一概には言えませんが)、お客様もサプライズ!
本庄では、大手ハウスメーカーが架橋ポリのサヤ管ヘッダー方式を標準採用する少し前に、直接メーカーや水道屋さんと試行錯誤しながら宅内の給水管として架橋ポリエチレン管を取り入れ、現在も使っています。
もしご自宅でも“赤い水”が出たり、“水の出が悪い”ようでしたらご相談ください。
 外に一ヶ所井戸水の蛇口を残し、スイカやビールを冷やして、「井戸水は夏冷たくて、冬暖かいから井―戸―!」と言ったとか言わなかったとか・・・?!
 台風シーズン到来
台風シーズンです。先般の台風13号・竜巻の被害も甚大でした。電車が倒れる勢力はとても恐ろしいです。今後、いつどんな勢力の台風が来るかわかりません。台風情報とともに住まいのチェックにも気を配ってください。

@屋根      瓦のひび割れ、ずれ、はがれの確認
Aベランダ    鉢植えや物干し竿等は飛散するので、屋内へ収納
B危険物等    プロパンガスの固定、商店等では看板のぐらつき、家の外周を確認し、飛散物は固定若しくは屋内に収納
C雨どい・雨戸 雨どいに落ち葉が詰まっていないか。雨戸にガタツキはないか
D外壁     モルタルの壁に亀裂はないか。板壁には腐り浮きはないか
E窓ガラス   ひび割れ、窓枠のガタツキ、強風による飛来物対策
F屋内     停電の備え(懐中電灯等)、避難の備え(非常持出品等)
浸水の備え(家財道具等を高い場所へ

★住まいの不具合・ご質問等がございましたらいつでもお気軽にご連絡ください。
ホームサービス専用 Free Dial 0120-71-6527《 365日 24時間 電話対応 》

 
建築ドキュメンタリー! 2006.9
好! 很好聴! 我感覚到日本木匠的伝統和志気, 好感動。 謝謝大家!
 ハォ!ヘン ハォティン!ゥオ ガンジュエタォ リーベン ム-ジァン ダ チュァントン ハ- ジ-チ-、ハォ ガントゥン。  シェシェ タ-チァ!
(いいですね!日本の木に関わる人たちの伝統や意気を感じることができて、心を打たれました。皆さんありがとうございました。) ※本庄恒例の上棟式の木遣唄の後の挨拶にて

  8月に引渡しをしたH邸は、昔ながらの竹小舞下地荒壁裏返し塗りの湿式の在来工法。家の中央に立つ桧の7寸の大黒柱を中心としたシンプルな田の字のプランだが古臭くはありません。H様とは昨夏初めてお会いし、その後幾度も見学会やご相談に来られました。中国語を教えてみえる同じ大学で、同じような思いで建てられた方の家も見学しました。
荒壁塗り体験の時には、ぼとぼとと基礎に土を落としてしまったり、お風呂で隠れる所に手形をつけてみたり、大工さんとイケメン監督の田口と現場でいろいろ相談しあって楽しく住まいづくりをされました。
こちらこそ本当にありがとうございました。シェシェ!

ちょっとになる話 「異常が日常」
       
 年々、深刻さを増している異常気象が伝えられています。「ここ数年で一番土砂災害の危険性が高い」とか「記録的豪雨」とか毎年ニュースで流れているような気がします。
一時間の降水量が30〜50ミリを「激しい雨」、50〜80ミリを「非常に激しい雨」、80ミリ以上を「猛烈な雨」と言いますが、50ミリ以上の「非常に激しい雨」が降った回数が1976〜1985年までの10年間の年平均が209回に対して、96〜05年のそれは290回にもなり、大雨警報が出る「一日に200ミリ以上」の回数も同期間163回から239回へ増加している。更に危険な「一日に400ミリ以上」となると6.3回から14.9回へと2倍以上の増加という統計になっています。この原因のひとつとして、日本に接近又は上陸する台風の増加がありますが、76〜80年の五年間での上陸が11回で01〜05年は20回、接近も49回から67回に増えています。台風だけでなく、今年の梅雨時の集中豪雨や昨年から今年にかけての記録的な豪雪などの頻度も高まってきています。
これらの原因は十分に解明されてはいませんが、「CO2の排出増加に伴う温暖化によって大気の流れや海洋の状態が変化した」「舗装道路やビルからの反射熱・放射熱、自動車の排熱などによるヒートアイランド現象と関係している」とか言われています。平均気温は1901〜2001年の100年で3℃も上昇し、熱帯夜日数も65〜74年の10年間の平均が13.8日に対して95〜04年で30.6日と上昇している。(東京)
この30〜40年の間に、人類は化石燃料を大量に使い便利な暮らしを得る代わりに、地球環境を犠牲にしてきたのでしょう。本当に一人ひとりが、生産時・使用時・廃棄時の消費エネルギーをも含めてコストを考えるライフサイクルコスト(LCC)の意識をもっと持たなければ、もっと大変なことになるかもしれません。
この「異常な日常」に気付いて、やれることからやる生活スタイルに取組みませんか。

   「ペンは剣よりも強いか」
  『日本スピンドル』なる会社名を知ったのはJR福知山線の脱線事故の報道を通してでした。
列車が激突したマンションから10mほど道を隔てたところに西門がある日本スピンドル製造株式会社では、異常な衝突音に気づいた社員がすぐに現場に急行し、救出作業を開始しました。知らせを受け、工場から50mのところの事故現場を見た齊藤十内社長は、工場に取って返し直ちに全ての操業停止を命令、全社員(約270名)を食堂に集め、全力を挙げて救助作業に当たるように指示をしました。社員は、手に手にはしご、消火器、救急箱、バールやカッターなどのありあわせの工具や道具をもって現場に向かいました。助けを求め、うめき声を上げる人たちを励ましながら救出し、負傷者を次々と助け出し応急手当を施しました。当初、救急車が十分に行き渡らなかった時には、『日本スピンドル』の社員達は、助け出した負傷者に応急手当をした後、自分たちのマイカーや協力工場の大型トラックなどを使い病院にピストン輸送しました。その後消防、警察などレスキュー隊などの防災関係者による救助活動が行われるまでは『日本スピンドル』によって事故現場の対応の多くがなされたということです。同じ電車に乗り合わせていた2人のJR社員が上司の指示に従ってそのまま出勤したという話を聞くに至っては呆れて言葉が見つかりません。
製造業の現場は厳しい予算と人員で分単位のロスにも配慮する環境です。それにもかかわらず、事故発生時にはマニュアルやルールにとらわれず一人ひとりの適切な判断で対応したことに対して、『日本スピンドル』は数々の表彰を受けたことだけでなく株価も反応しています。「社会責任投資」(社会への責任を果たしている、誠実で信頼できる企業に投資するスタイル)という考え方が浸透してきたのでしょう。
8月7日の夕刻、岐阜市役所の通りの反対側にある新聞社の玄関前の歩道に一人のお婆さんが倒れていました。たまたま通りかかった私の友人が声をかけると意味がわからない言葉を口にするばかりだったそうです。路上に横たえておくのも気の毒に思った友人は、玄関から出てきた新聞社のバッジをつけた二人の男性にお婆さんをどこかに座らせるよう手伝うことを頼みました。二人の社員はお婆さんと友人を一瞥し顔を見合わせ小言をかわすと、友人には言葉を返すことなく立ち去ったということです。すぐその後に出てきた男性にも「ちょっと手伝ってください。」と声をかけたものの手を貸してもらえなかったようです。診察券から連絡先を探しだし迎えを呼んだときにも、駐車場のガードマンに車を停めることを拒まれたそうです。友人は「中川さん、岐阜新聞と親しいでしょ。どうなってるんですか、あの会社?」と怒りながら電話をかけてきました。ひと通り話を聞いて、前部長職で現在は参与の先輩に電話をしました。私の話を聞いた後、事実関係の検証をすることもなく彼からでた言葉は「うちの社員はそんなものだよ。」・・・。耳を疑いました。「岐阜新聞は日本スピンドルにはなれないですね。」と返すのが精一杯でした。
また先頃長良川メドウで行われた天皇杯サッカーの一回戦では、近所に住む報道局長が取材道具ひとつ持たない草履履きの格好でプレス受付を済ませ、一般観戦者が入場料を支払っている中、彼は無賃観戦をしていました。部下の仕事ぶりを確かめるためだと言い逃れることもできますが、『梨下に冠を正さず』です。
ペンは言論です。剣は武力です。ペンが剣よりも強くあるのは、言論(報道)にたずさわる者が『矜持』と『諦観』を意識していてこそでしょう。我らが県紙にはそれが欠けているように思います。
自社の監査役を務める前知事に対しての追及ぶりを見守り、県紙の再生を願います。


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