■2007.3月 NO43

春が足踏み 今年は年明けから穏やかで暖かく、桜がいつ咲いてもいいような陽気でしたが、3月に入って寒が戻り朝晩は冬並みに冷え込むようになりました。インフルエンザが再び流行り、学校では学級閉鎖が増えたりしています。体調を崩したりしていませんか? しかし、お彼岸のお中日ごろから気温が上昇してきました。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですね。また、今年は花粉の飛散は少ないようですが、それでもマスクをしている人が多い気がします。何か30代の人が多い気がするのは私だけでしょうか? そして、花粉の後には別の黄色い粉=黄砂が今年も大量に飛んでくるのかな? これらは人類の快適性、合理性、効率性を求めたツケが地球環境や私たちの体に回ってきていることの表れでしょうか?

岐阜県山火事予防運動実施中 3/1〜4/30の期間で行っていると新聞の広告欄で知りました。平成14年4月5日に岐阜市と各務原市の境に発生した山火事は、約400ヘクタールの山林を焼失しました。早いものであれから5年です。今まで、ほとんどの社員とお客様と業者さんとで、「緑の山再生プロジェクト」に毎回40〜50人で参加してきました。今回は、山の緑の再生の見学と、家から運んだ水を現地に設置された防火水槽に入れ参加者の防火意識を高める計画になっています。岐阜県の山火事の原因は、焚き火27%、たばこ10%、火遊び1%、火入れ1%、その他人為火25%、落雷1%、不明火35%と、人間の不用意な火の扱いが大半を占めています。教室で学べない自然のやさしさ、大切さを多くの人に、特に子供たちに伝われば、明るい未来につながるのではと思います。

どうしたガス・電気 1月に北海道北見市で起きた3人死亡のガス漏れ事故が気になって、この地域でも同じことが起こり得るのかを東邦ガスさんに聞きました。北見では、一酸化炭素(CO)という極めて毒性が強い成分が含まれた都市ガスを使用していて、折れたガス管から水道管を伝って家屋内へ漏れたようです。東海地方ではCOを含んでいない天然ガスが原料であり、ガス管もポリエチレン管がほとんどで、同じ事故の可能性は非常に低いとのこと。このことを調べた直後に、一連の「ガス湯沸かし器の一酸化炭素中毒」事故がリンナイを始め、多くの給湯器メーカーから次々に明るみになった。そして、その後に原発。99年にあった志賀原発(北陸電力)の臨界事故隠しの発覚後、東北電力、東京電力の4原発でも定期検査中に制御棒が抜ける事例があり、公表されていなかったことがわかった。トラブル隠しやデータ改ざんの中、事故内容はガスより原発の方が実生活レベルから遠く思えますが、深夜電力の恩恵を受けるエコキュートは原発がなくてはならないものなのです。ガスも電気も私たちの生活に欠かすことのできないエネルギーだからこそ、信用のできる情報が必要であり、信頼できる供給体制であって欲しい。東邦ガスが3月から点検時に配っている、ガスの使用上の注意を書いた資料を今回敢えて同封しました。4月には連続リフォームセミナーで「ガス器具周辺のリフォーム」の提案も考えています。

トッテモイイ取っ手 先般完成したある現場のことです。完成間近の玄関建具のデザイン打ち合わせで、ご主人がどこかで見つけて今まで大切に温め続けた流木を使いたいと言われました。それは、ピストルのような面白い形で引き金部分に穴が開いており、手をかけるのに丁度よく、迷わず決定。取り付けの際割れるのが怖かったのですが、少しヒビが入ったくらいでしばらくは保ってくれそうです。この玄関戸を開けると、建て替え前のご自宅で実際に使っていた階段ダンスが土間に置かれ、昔のようにご家族や来客の方を見守ってくれるはずです。新しい物もいいですが、古い物を使う工夫は、物を大切にする・祖先に感謝するという気持ちを育むと思います。温故知新をあらためて感じました。    「最近のホームサービス」につづく・・・

続:背中を見せる このところ背広を着た大人が揃って謝っている姿がよく報道される。隠ぺいだの、虚偽・改ざんだの、贈収賄だの。開いた口がふさがらないのは松岡農相の「何とか還元水」発言。ろくに説明もせずに、開き直って「適切」と言うだけで、首相も今回は何故か農相を庇い続けている。本当に国民が選んだ政治家なのかな?と考えてしまいます。話を変えて、スポーツでがんばる親父たちもいます。後でも触れますが、開幕戦で、前年度JFL優勝で毎年上位の最強のアマチュアチームと言われるホンダに辛くも勝利し、順調に滑り出したFC岐阜の森山選手は37歳、そしてJ2からJ1に復帰した横浜のキング・カズこと三浦選手は40歳。プロ野球横浜に移籍した工藤投手は43歳にして140「を超える球を投げる。元気なオヤジたちです。喜びや悔しさや悲しみを表して、時には、派手にガッツポーズをしたり、号泣したり、そんな姿がもっとあっていいのではと思います。スマートにカッコよくより、まるで子供のような元気な大人たちの姿がもっと社会には必要なのではないでしょうか? 元気で、楽しく、頼もしい大人を子供たちに見せませんか?


 “歴史”と“思いやり”を大切にしたリフォームに・・・
 約30年前にご自宅を新築させて頂いたO様のご家族が「森のすみか」にリフォームの相談に来られたのが昨年の1月。4月頃から具体的な計画を進め、お盆過ぎに工事がスタートしました。以前施主様だったお父様と一緒に住む若夫婦とそのお子さんという二世帯住宅です。今回のリフォームは“平成の大改修”と称し、一度住まいから退去して頂き行いました。テーマとなったものは、“雨漏れの解消”“できる範囲での耐震補強”“家族・友人が集まることのできる開放感があるスペース”“寒さ・結露対策”“和風モダン”“効率的収納スペースの確保”モ自然素材で仕上げる”など打合せの段階からご夫婦の意見・考え方のキーワードがはっきりとされており、私達としてはその要望にどれだけ応えることができるかがキーポイントでした。
特に“家族・友人が集まることのできるスペース”を実現するために、室内においては2箇所の柱を抜き、且つ梁補強を行うことで大きな空間を確保でき、間取り全体のバランスが取れ、動線・その他設置物の配置もスムーズになりました。外部には全長約12メートルの庇を取り付け、天気のよい日には外で家族・友達を呼んでバーベキューが行えるようにウッドデッキを設けました。懸念要素であった急な階段も緩くし昇降が楽な階段に。“雨漏れの解消”においては屋根2箇所を捲り、屋根の形状をすっきりさせ雨水の流れをよくし、収まりの悪い雨漏れの弱点となるような場所を作り直しました。
工事期間は約3ヶ月、施工面積は約38坪でした。
改修前・解体途中 上;広くなったリビング。外にはデッキも。/ 下;和室の屋根改修・雨漏り改修

今回の工事においては、O様に於ける“親世代”が“子世代”に、“子世代”が“親世代”に対する“思いやり”が、家の至るところに具現化され、“平成の大改修工事”となりました。“快適さ”や“利便性”も勿論大事なことではありますが、家族の方への“思いやり”も“価値あるリフォーム”にしていくための大事なエッセンスだということを改めて勉強させていただきました。また解体途中、建物に30年前の“棟札”が挙げられており、当時の建築に携わった本庄工業の関係者の名前を見て懐かしく思い、今回の工事においても、関係者の名前が“棟札”に書かれ、O様の歴史の1ページに刻まれたことに“感謝”と“誇り”を感じました。

春の訪れとともに 活動開始です
 今年の桜は平年より6日早い開花となりました。これも“地球温暖化”による影響なのでしょうか? 毎年のご案内になりますが、春には“白アリ”が活動し、家屋に“悪い影響”を及ぼします。実際床下を点検しないと見ることはないかと思いますが、早期発見ができればそれだけ早く対策を講じることができます。以下に挙げるチェックポイントに留意してみてください。
お気づきの点がございましたら、ホームサービスまでご連絡ください。

□ 床がブカブカする                               □ 羽ありを見た
□ 浴室の窓枠、敷居が水漏れしている
□ 床下の布基礎内部表面などに、地盤面から、土で固めた道(蟻道)がある  
□ 木材の割れ目、すき間に土が詰まっている
□ 浴室のタイルにヒビが入っている
□ 木材をたたくと、ポコポコと空洞音がする

床下被害状況 基礎の立ち上がりに蟻道
★住まいの不具合・ご質問等がございましたらいつでもお気軽にご連絡ください。
ホームサービス専用 Free Dial 0120-71-6527《 365日 24時間 電話対応 》

 
岐阜を盛り上げよう!
「頑張れFC岐阜」
 本社経理の曽我部巧君が所属する我等がFC岐阜は、今期からJFLに昇格し、いよいよ“岐阜からJへ!”に向けて「勝負の年」となります。JFLとは日本サッカー界、アマチュアリーグの最高峰であり、北は秋田から南は沖縄までの全18チームが、総当りで計34試合を戦います。また、JFLの見所といえば、J入りを目指すチームに企業、大学のチームとそれぞれ目標も立場も違うチームが入り乱れての戦いとなる点でしょう。昨シーズンもJ入りを目指すロッソ熊本が企業チームであるホンダ、佐川急便、YKKといった所謂「Jを目指さないチーム」の後塵を拝し、昇格に必要な「JFL2位以内」を達成することができず、昇格が見送られました。今期から内規が4位以内に緩和され、Jリーグ準加盟チームであるロッソ熊本、ガイナーレ鳥取、栃木SCそしてFC岐阜が昨シーズン1〜4位の企業チームと「J昇格」をかけた熱い戦いを繰り広げることになるはずです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、FC岐阜のJ準加盟申請をめぐり、さまざまな問題点が露見しました。母体となる企業もなく、資金に乏しいチームではありますが、選手は悲願のJ昇格を目指し、練習に、そして仕事にと一生懸命汗を流しがんばっています。
曽我部選手も、他の従業員が出社する前の1時間掃除や弁当の手配等の業務をこなし、その後練習に。14時に会社に戻ってから、本職の経理の仕事に従事し夜はジムで汗を流す。そして会社の休日はFC岐阜の試合にと多忙な毎日を送っております。夢をつかむために、選手としての努力をし、社会人としての責任を全うしようとする真摯な姿勢が、シーズン終了時に最高の形で結実することと信じております


ゴール裏に「僕たち岐阜には夢がある」という横断幕があります。その夢の実現に向け、必死に戦う選手達をスタジアムで応援してみてはいかがでしょうか。

“昼は事務に、夜はジムに”の
曽我部君のコメント
本庄工業&FC岐阜にお世話になって今年で3年目になりました。FC岐阜がとにかくJ2に上がれるように、個人としては多くの試合に出られるように、できることを精一杯やりきりたいと思っています。謙虚さを忘れずに。会社のほうでは社長をはじめ皆さんに迷惑をかけていると思いますが、仕事もしっかりやっていきます。


ちょっとになる話 「我が家のエコを考える 1.」
       
 前号の本庄Newsで、家庭用エネルギーは1990年に比べて30%も増えている。と書かれてあった。何故だろう。
家庭部門の消費エネルギーは、世帯当たりの消費量A×世帯数Bで求められる。2004年度は、1990年度に比べ、Aは7%の増加。Bは21%の増加。Aの伸びは2000年度以降一進一退。一方Bは増加し続けている。問題は、世帯数の増加? 単身家庭・核家族の増加が、エネルギー消費に拍車を掛けていることは否めないようだ。
家庭におけるエネルギー源を見ると、トップは47%で電気。消費電力量の約1割が待機電力。今回は、この待機時消費電力に注目してみよう。414.1kwh/年・世帯(1999年度)。これが東海地区の待機時消費電力の平均です。エアコンを使わない時期は、コンセントからプラグを抜く。テレビやパソコンは、就寝時・外出時は主電源を切る。暖房便座は、ふたをする。など、リモコンやタイマーを使った便利な生活から少し立ち止まり、1.2分待ってみては。しかもこれは、家計も助けます。テレビ、エアコン、パソコン各1台の年間待機電力の合計は、42.3kwh。1000wh≒25円と考えれば・・・。他には、白熱電球を電球型蛍光灯に替える。というのも節電に。また、お風呂は一人ひとりの間隔を空けない。リビングのテレビを家族全員で見るなど、家族の生活スタイル・生活時間の見直しも有効かも。一つ屋根の下に大家族で住まうスタイルがエコの近道か? = 次回は消費電力を探ります。

出展;内閣府「国民経済計算年報」、資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」、(財)日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧」、
(財)省エネルギーセンター「家庭における待機時消費電力調査」


   「『月に響く笛』
 まるでピカレスクロマン(悪漢小説)のような内容です。『月に響く笛』は、平成17年10月に、国土交通省に対して耐震強度偽装(以下、耐震偽装)事件を通報(公表)したイーホームズ社・元社長 藤田東吾氏が、国民の命と財産の犠牲があるにもかかわらず、「耐震偽装」の真実を隠蔽しようとしているマスコミや政治家を実名で告発するノンフィクション本のタイトルです。私は国会での参考人招致で、毅然とした態度で発言する藤田氏を見て好感を持っていました。
国民の間では耐震偽装問題はすでに風化してしまったかのように、ニュースとしての娯楽性・新鮮度も無くなり関心も持たれません。今年1月にアパグループの物件について耐震偽装が発覚したという報道がなされましたが、それはすでにイーホームズ社・藤田氏によって告発されていたことです。アパグループに対しては、以前のような大報道合戦も後追い報道もありません。『不都合な真実』は知らされないのでしょうか。今日の日本では国民の権利・財産を脅かす重大な事件が発生しても社会問題として捉えられることもなく、また社会全体の関心に見守られ解決に向かうことなどあり得ないのだと思いました。
耐震偽装事件の中で藤田東吾氏・イーホームズ社は特異な存在です。
規制緩和の流れを受け、『21世紀の住環境の質の向上に貢献する情報提供を公正中立な第三者として行う。』なる理念を掲げ藤田氏は異業種から建設行政・業界の『ムラ』に参入しました。同じく規制緩和に乗じ、興された日本ERIを始め他の検査機関が官僚や大手ゼネコンOBの受け皿となっているのとは異なります。耐震偽装の発覚に当たって国交省の指導に従うだけの他の機関と異なり、問題の原因を追究したり、自らの見解を述べるのはイーホームズ社のみです。偽装の張本人である姉歯構造設計士、木村建設社長、東京支社長と同日に逮捕されながらも、耐震偽装とは一切関係しない架空増資を行っていたことによる公正証書原本不実記載の容疑での逮捕です。しかしこれによって、同じ穴のむじな・グル・耐震偽装の犯人だというイメージが国民の間に植えつけられました。また、偽装を見抜けなかったのは他の民間検査機関も自治体も同様でした。しかし確認検査機関としての指定を取り消されたのは、イーホームズ社だけです。日本ERIを始め他の検査機関、構造計算書の国土交通省大臣認定プログラムを作ったユニオンシステムは官僚や大手ゼネコンOBの天下り先ともなっています。
『月に響く笛』が当事者による執筆であることを差し引きながら、私なりの見解をまとめます。
1.イーホームズ社始め他の検査機関も求められた範囲内では適正な検査をした。
2.構造計算プログラムの認定制度自体に問題がある。なぜイーホームズ社を含めて検査機関は偽装を見抜くことができなかったのかについての議論は認定制度の不備(国交省の責任)に行き着くので意識的に排除された。
3.藤田東吾氏・イーホームズ社は唯一無二の正義の告発者であるが、『ムラ』の雰囲気がわからず理念に忠実に行動したため、生け贄を求める社会(『ムラ』を含む日本社会)の恰好の存在となった。
4.いまだ多くの耐震強度が偽装された建築物は存在する。問題の拡大を恐れ、隠蔽に導いた官僚、政治家は「大地震で建物が倒れれば原因は分からない。」と発言したヒューザー社小嶋進社長と本質は変わらない。
5.今日のマスコミには報道機関としての矜持、諦観を兼ね備えた人間が極めて少ない。今後、自由な言論の場はインターネットが中心となる。

最後にイーホームズ社の社訓を紹介します。
『The Truth shall make You Free』




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