■2007.7月 NO45

暑い夏が来る 梅雨明け前に日本の太平洋沿岸を襲った台風4号は、7月では過去最大とか。蜂の巣が低い所で多く作られると台風が多いと言うが、今年はどうでしょうか? 住まいの台風チェックを忘れずに。そして、台風の直後に新潟・長野で震度6強の地震。能登・三重・新潟と今年に入り比較的大きな地震が相次いでいます。岐阜が丁度はさまれて何か薄気味悪く感じます。地震対策も怠りなく。そして、梅雨明け後はやはり猛暑になるでしょう。暑さに負けない体力、気力も要ります。今年も本庄の夏はイベントいろいろです。暑さを熱さで吹っ飛ばそう!大勢のご参加お待ちしております。また、“夏の森のすみか”の暑さもご体感下さい。
 今月29日まで、“山田進二・孝三 兄弟作陶展”を開催中です。風通る土間に作品が。お出掛けの途中に是非寄り道をしてみてください。

選挙はゴールに非ず 辞めたくても辞められなかった松岡前農相、そして「しょうがない」発言で辞任となった久間前防衛相、ともに選挙のために本音を語らなかった。久間さんが就任後、米国のイラク攻撃や大量破壊兵器ありきに疑問を投げかけた発言をした時、長崎出身だからなんだと思った。その後も、米国に「あまり偉そうなことを言ってくれるな。日本のことは日本に任せろ」と普天間基地問題でも自論を語り日米の関係に波風を立てた。そして今回「しょうがない」と語り、選挙前で世間が騒いだ。それまでの言動から原爆容認論者ではないと思えるのに、マスコミも一点集中攻撃。個人的には、核廃絶を唱える日本が米国の核の傘下で守ってもらっていること、日本が戦争で行った奇襲・虐殺のこと、敗戦濃厚でも止めなかったことなど、久間発言の背景にあることをもっと論ずるべきではないかと思った。しかし、選挙に引きずらないようすぐに蓋をされた。今の政治は当選=ゴールで公約・マニフェストの効力も選挙まで。何か大学受験にも似ている気がします。しかし、私たちにとって選挙は意志を伝える大切な手段だから、しっかり主張なければ。希望を胸に・・・。


安全と安心 似ているけど意味の違う言葉。今、安全が揺らいでいる。食品では、牛肉偽装、BSE、鶏、ダンボール肉まんなど、建築関連の耐震偽造、アスベスト、エレベーター、ジェットコースターなど、他にも原子炉や温泉施設や野菜の残留農薬など、様々な分野で安全であるべきものが揺らいでいます。中にはしっかりお墨付きまであるものもあり、「安全ってなんだろう?」と、このところよく考えます。今の安全基準のままで本当にいいのでしょうか? 危険性を知りながら使用を認めていたりするのは、アスベストや薬害エイズだけではないと思うのは私だけ? この前読んだ「トゥルーフードガイド」(グリーンピース)には、日本で「遺伝子組み換えではありません」という表示の食品が、欧州で「遺伝子組み換え」という表示になっているのは、食品表示の法規制があまいからとあった。表示をよく確認しても、GM(遺伝子組み換え)食品を避けることができない安全基準とはなんだろうか? 不当な利益を求める企業、安易に安さを求める消費者、甘い汁を吸うお墨付き機関など、いろいろ絡み合っていると思う。衣食住、安心して暮らせる社会の実現は一人ひとりの行動にあるのではないでしょうか?

“七福さんの珈琲” 2年程前のこと、あるお客様宅で「コーヒーうるさいでしょ?“珈琲の七福”さん知ってるでしょ?」と言われ、「いや実はコーヒー苦手なんです。お腹にくるし、焦げ付いたような苦味や変な酸味がどうも・・・。」と告白したら、「じゃあ、これなら」と勧められ、挽きたて淹れたてのコーヒーをブラックで頂くと、コーヒーの香りはするがとてもマイルドでしっかり飲み干せました。まろやかで、香りが高く美味しい秘訣は「コーヒーオイル」の抽出にあるなど、お客様から七福さんのこだわりや取り組みを教わってから、七福さんにハマっています。店主の山田さんは、自ら産地である中南米などに足を運んで、世界の生産量の数%しかないスペシャリティ・コーヒー豆を扱っていて、産地は遠いが消費者に顔が見える努力をしています。そして、産地農園の自然環境や社会環境の問題を独自でサポート活動していることがまた素晴しい。これからも、“山田さんのコーヒー”を安心して飲み続けたいと思います。私たちも、少しでも多くの人に“本庄の家は安心”と思って頂けるように、今後も継続していろいろな取り組みをしていきたいと思います。


 「一番風呂なのに汚れが…」

 先般、築約8年のお客様から「最近、お風呂の自動お湯はりをしたり、追い炊きをすると汚れが出てきて・・・。市販の風呂釜用クリーナーを使っても、まだまたに出るんだけど。」という連絡がありました。
そこで、水道屋さん、ガス屋さんと相談して、いろいろな方法を検討して訪問しました。現状を確認してみると、最初にお湯はりをすると少しだけ湯アカが出てきて、それからステンレスカバーを外してフィルターを確認したら汚れは少々、しかし湯の出口(写真2)から付着物が見え隠れ。樹脂カバーの3本のビスを外すと、その穴から濃い色や白っぽい付着物が出てきました。そして、樹脂カバーを浴槽から外すとカバーと接する面(写真3左)に水アカが。更に、樹脂カバー(写真3右)を開くとそこにはこびり付いた体のアカや皮脂が固まった白い塊が・・・。原因はこれだ!と意気込んでそれを除去してから、最後に給湯器の循環パイプを外から高圧洗浄しました。しばらくはこれで大丈夫。と思いきや、今度は追い炊きの調子が悪いと連絡が・・・。ガス屋さんとお伺いすると、樹脂カバーを分解して取り付け直す際に中のパッキンや弁が微妙にズレて、うまくお湯が循環しなくなっていたためとのこと。(分解・組み立てには細心の注意が必要です。)
そこで今回は、自動お湯はり・追い炊きができる給湯器をご使用の場合の、
浴槽の追い炊き口(循環アダプター)の清掃メンテナンスについてお知らせします。

1.ステンレスカバーを左へ回して取り外します。
(機種によって異なる場合があります)
2.外す前の状態を確認後、ビス3本を外して写真の部品を取り外します。(少しとりにくい場合もありますがこれも外せます)
 取り付けは、必ず元通りに。
 
3.この(写真左)内部に循環パイプがあります。 樹脂カバー(写真右)とカバーを外した面のそれぞれを洗浄してください。
 *樹脂カバーには、ネジ穴があるタイプ、ないタイプがありますが、分解には細心の注意を!
*普段はステンレスカバーを取り外して、カバーのフィルター掃除でOKです。(週に1回が目安です)
入浴剤の使用は、付着物が発生しやすくなります。また、水道水より井戸水の方が金属イオンが多く、給湯器や配管に影響が若干見られやすくなります。

 浴槽に浮遊物があったり、お湯はりの時に生臭さを感じたりされた場合は、是非清掃してみてください。先述の現場で「最近うちもたまに小さなワカメのようなものが浮いているが・・・」と話をしたら、空かさず「それは、間違いなく(水撒きのホースからもよく出る)水アカ!」と水道屋さん。我が家でも早速風呂釜用洗浄剤を購入して、全工程を実行し、ワカメの原因も除去しました。
使用した市販の洗浄剤には『風呂釜や配管内部には、入浴によって体から出る汗やアカなどを含んだ有機物成分が、時間と共に付着します。それが、湯ドロ・ヌメリとなり、雑菌の温床となります。』とありました。ご注意下さい。今までお引渡しをさせて頂いたお客様には、ここまでの詳細な取扱い説明をしておりませんでした。紙面を借りてお詫び申し上げます。

本庄工業からのお知らせ
 本庄ポイントカードYUICA開始 本庄工業が行うイベントにご参加いただくとポイント加算。本庄工業とずーっとお付き合いいただいてプレゼントGET!! べたべたなお付き合い大歓迎〜お待ちしております。今後のポイント対象イベントは、7/28 JAZZ DUOコンサート 8/18 リフォームセミナー 8/26 木工フェア 夏のエココンテスト と次々に。中でもやっぱり本庄工業メインイベントは、木工フェア。あると便利な木工小物。お子さんの夏休みの工作。小さな隙間にちょうど良い棚などなど、本庄社員がアレコレ頭を悩ませ試案を練って・・・。おうちでオリジナルの製図を作って・・・。
詳しくは、8月中旬にご通知させて頂きます。皆様のご参加お待ちしております。
★住まいの不具合・ご質問等がございましたらいつでもお気軽にご連絡ください。
ホームサービス専用 Free Dial 0120-71-6527《 365日 24時間 電話対応 》

 
エコで台風対策・防犯対策 !?EcoおすすめGoods
 ここ数年の急激な地球温暖化、私たちが身近にできるECOって何があるだろう?と考えた時、車の運転であったり、クールビズだったり一人ひとりの効果は小さくても、数百人、数千人、数万人、数億人・・・と考えるときっと大きな効果になるはずです。では“一戸”の単位で出来ることって何があるでしょう? 夏のECOを考えたとき、自然の「風」を利用して“涼しさ”を生活に取り入れることで、電化製品頼みの生活を少し解消することができると思いませんか。寝苦しい夜、エアコンなしで安心して風を取り入れることはできないだろうか・・・? 赤ちゃんのお昼寝 風邪気味だからエアコンではちょっと・・・。そこで今回は、殆どの既存住宅のサッシに取り付け可能な「エコ雨戸」をご紹介します。羽根状になった雨戸は、全閉にすれば本来の雨戸の役割をし、半開・全開にすれば通風・採光が可能です。他にもブラインドタイプ(自動・手動)雨戸もあります。
 
1.雨戸本来の役割はもちろんそのまま
2.鍵をかけることができるので、防犯上安心できる
3.雨戸を閉めた状態でサッシを開ければ、風を取り入れることが可能
4. 雨戸を閉めた状態で光を取り入れることができるので、部屋が暗くならない
5. プライバシーも守られる
6. 夏の西日などを遮ることができ、エアコンの冷房設定温度を高くしてもOK
7.現在使用中の雨戸を1枚から交換が出来る
大掛かりな改修工事はちょっと・・・とお考えでも「エコ雨戸」なら雨戸1枚の交換から、また今まで雨戸がなかった窓に取り付けることも出来ます。自然の風を取り入れて、夏を楽しむECO生活。風鈴やモビールを飾る楽しみもプラスされますよ。


ちょっとになる話 「我が家のエコを考える 2」       
 気象用語に“猛暑日”が加えられた今年。梅雨が明け気温と共に電気代もうなぎ登りの猛暑が予想される。
消費電力量は、8月と12月にピークがあり、季節性要因の高い冷暖房機器の使用との相関関係が窺われる。最大電力の記録更新が度重なる夏、ピークをつくるのは「大口」とわかっているが、では、家庭で何か出来ることはないのだろうか?
 まずは、今や私たちの生活の必需品ともいえるエアコン。無駄なく使うには、まず、冷やしすぎ、暖めすぎないことが大切。冷房時の設定温度の目安は28℃。1℃高めに設定すると約10%の省エネ。設定温度を上げても、扇風機との併用で体感温度を下げる工夫も効果的。また、フィルターをきれいにしておくことも重要なポイント。フィルターが目づまりしていると風量が低下するため、無駄な電力を使うことになります。2週間に1回程度のお掃除で年間700円のお得に。他には、外部の熱を取り込まないように西日を遮るカーテンやよしづ、緑のカーテンも効果有り。
 次に、暑い季節大活躍する冷蔵庫。冷たい飲み物を取り出す、用がなくても開けてしまう等開閉頻度が増していませんか? 開閉時間はもちろんのこと、扉の開閉を何回もするほど消費電力は増加します。開閉時間と回数を少なくすると、年間170円の節約に。無駄な開け閉めは禁物です。また、“とりあえず冷蔵庫に”と冷蔵室に詰め込む量が増えていませんか? 食品を詰め込みすぎると、年間960円損(逆に冷凍室は食品が多いほうが消費電力は少ない)をします。他には、季節や食品の量によって設定温度を調節すると、消費電力は、中から強にすると6%増加(年間580円損)し、逆に弱にすると13%減らす(1,200円得)ことが出来ます。
家庭用電力消費(00年)の、17.3%が冷房機器、16.5%が冷蔵庫です。構成比TOP2の省エネ、少し心掛けてみませんか?


   「バルセロナはカタルーニャである。」
 学生時代は似非バックパッカーでした。アルバイトで貯めた資金をもって、2,3ヶ月ヨーロッパとモロッコを一人放浪していました。
 バルセロナを訪れたのは3年後に五輪を控えた1989年のことです。バルセロナはイベリア半島の付け根、フランスと国境を接し地中海を臨むカタルーニャの州都です。カタルーニャはマドリード中心のスペイン国家からの独立意識が強く、地元言語はカタルーニャ語(カタラン語)で、町の交通標識・案内もスペイン語(カステーリャ語)とカタルーニャ語の二つの言語で表記されていました。独特な街の雰囲気でした。地元の人と接した折に見聞きした言葉をまとめると、バルセロナオリンピックがスペインのオリンピックとして開催されることを是としないものの、郷土バルセロナで開かれる世界的な大イベントを立派に成功させたいという複雑な市民感情があるようでした。1986年にスペインがEU(当時のEC)に加盟した後、当時のバルセロナ市は経済再建途上にあり、オリンピック、新大陸発見500周年記念行事などのイベントを都市政策に利用し、インフラの整備が進められ、旧市街の工場は郊外へと移されました。また自由化、国際化をはじめとする経済環境の変化はEU市場へのアクセスを拡大するチャンスであると同時に、輸入品が急増するなど競争原理が大きくはたらくリスクをも生み出し、市民生活が大きく転換した時期でもあったのです。オリンピックを控え環境の変化に戸惑うが故、双手を挙げて町の活性化、発展を喜べない市民感情があったのでしょう。 
 バルセロナを訪れたのは、テレビの映像や写真で見ていたアントニ・ガウディ(カタルーニャ語.スペイン語ではアントニオ)の『サグラダファミリア』の荘厳な風貌を生で見たいという単純な動機からです。『サグラダファミリア』、ガウディには理屈を抜きにして魅了されました。滞在中、バルセロナの街に残るガウディの作品を貪るように巡りました。とりわけ『グエル公園』では不思議な経験をしました。柔らかい曲線と傾斜した列柱に囲まれた空間に身をおいているうちに、空が歪んでいるような感覚でありながらも不快感がないどころか、心地良くさえ感じました。
 ガウディをはじめ、ダリ、ミロなど歴史に名を残す天才芸術家をカタルーニャは数多く輩出しました。 政治・経済・文化面で独自性が強いことは、歴史的に長く抑圧されていた時期があったことに大きく起因しています。高い文化を育んできた土壌は、まさにカタルーニャの人々が歴史的に大切にしてきた「カタルーニャ人の誇り」によるものなのでしょう。バルセロナのシンボル『サグラダファミリア』には、国家などからの公的資金援助はなく、観光客と市民の浄財が建設資金になっているそうです。自主独立の意識と郷土愛が支えているのです。
 現在、我が郷土・岐阜市においてはJR岐阜駅前が大きく変わりつつあります。県都・岐阜の顔を作る大事業に200億円近くが投じられました。この秋にオープンする岐阜シティ・タワー43は岐阜市のシンボル的な建物になるでしょう。『旧ぱるるプラザ』は、岐阜シティ・タワー43などの新しく建設された部分と駅を繋ぐ位置に存在します。『旧ぱるるプラザ』の命名権が契約期間5年・年間1200万円で募集されましたが、応募企業はありませんでした。結局、岐阜県、岐阜市の指定金融機関である銀行が契約期間3年・年間800万円で随意契約を交わしました。地域に根ざしたはずの金融機関が、法人税の減免を受けていることの後ろめたさもなく、また多くの取引先企業がJR岐阜駅前開発事業に関わっていることやJR岐阜駅前に多くの市民が集うところとなることも忘れ、街のシンボルを値切るとは何事かと憤りを覚えました。
 『美濃を制するものは天下を制す。』とは遠い過去の歴史上の話で、もはや『信長』の出現を期待することは虚しいことでしょうか。命名権の報道に接して、郷土愛あふれるリーダーを出現させることが岐阜の街の活性化、発展には不可欠だと痛感しました。


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